鎌倉のRomi-Unie Confitureへ

Too2005-07-14

 仕事で近くまで行ったので、憧れのジャム屋さんに行ってきた。
 鎌倉らしい、オシャレで落ち着いた通りを進んで、一軒家ふうのドアを開けると、そこに写真のまんまのいがらしろみさんが! おおおっ。平静を装いつつも、なんかうれしい。
 が、店内では雑誌の撮影らしきことが行われていて、連れと忍び笑い。くふふ。
 おいしそうなろみさんと種類がいーっぱいあるコンフィチュールと仕事風景と、ドキドキキョロキョロと目移りしながら、ジャムを選ぶ。


ハーコットと南高梅とリュバーブ
http://romi-unie.cocolog-nifty.com/
 という日記を読んでいたので、お目当てはその3種のフルーツ。が、リュバーブひとつとっても、リュバーブとレモン? リュバーブとはちみつ?と、もー、迷う迷う!

  • Coco (ココ) ココナッツミルク

 ミルクジャムもひとつは試さねば、ということで、大好きなココナッツをセレクト。
 ココナッツファイン(ココナッツの果肉を粉末にして乾燥させたもの)が入っていて、いい香り〜。意外に甘すぎず、トーストにぴったり!
 ちなみに、連れは、マンゴーかピーチか迷った末に、「Peche(ペーシュ) ピーチミルク」を選択。が、「あまりピーチの香りがしなかった」と残念そう。香料が効きすぎも嫌だけどねぇ。

  • Abricot- Vanille (アブリコ・ヴァニーユ) 小布施産ハーコット杏とバニラ

 トラックバックしてくれているお友達のブログにもあったんだけど、アプリコットジャムって、ハズレがすくない。いちごなんかはフレッシュで食べたほうがおいしいけど、杏はジャムにしたほうがおいしいぐらいだし。
 で、アブリコ・ヴァニーユも大当たり! まったり濃厚なアプリコットに、バニラビーンズが甘い香りを添えてて、パンによし、ヨーグルトによし。
−Ma preferee-3 (マ・プレフェレ-3) リュバーブとペッシュ・ド・ヴィーニュ
 リュバーブ、好きなんだよね〜。『大草原の小さな家』だったか、子供の頃に読んだ本にルバーブのパイってのが出てきて、「ふきの一種、酸っぱい」というような説明がされていたものの、日本ではなかなかお目にかかることがなくて、気になるもののひとつだったのだ。
 ペッシュ・ド・ヴィーニュは「赤桃」と訳してあったけど、色みが美しい。ショップオリジナルでここでしか買えないってことで、大瓶(といっても140グラムぐらい。1000円)を買う。
 かなり酸味が強いので、そのまま食べてもおいしい。トーストにはあまり合わなかった。ヨーグルトだと酸味がぶつかりそうだし。アイスクリームにかけるといいかもなー。


 おまけ。

  • Cactus (カクチュース) パイナップルとピンクペッパー

 プロヴァンスふうの特徴だという、変わったスパイスが入っているものを試したいと、連れがチョイス。感想は「ペッパーがなければ、缶詰のようだ」。
 確かに、砂糖甘いのはジャムの宿命。パイナップル+砂糖=缶詰みたい、と思うのは、日本人には仕方のないことかもしれないなぁ。
−Ume-Abricot (ウメ・アブリコ) 南高梅アプリコット
 鎌倉の甘味処「雲母」で食べた、激ウマのスイーツ「梅ばしら」の梅ソースにかなり似ていたらしい。まぁ、ベースは梅なんだし、どっちもおいしかったらしいけど(笑)。「梅ばしら」ってのは、葛きり(雲母は葛きりも、白玉もうまい!)の葛とところてんだったか寒天だったかをブレンドして作った、オリジナルだそう。ナタデココをやわらかくしたような食感で、大きめの棒状に切って、梅ソースがかかっている。初夏にぴったりの甘味なり〜。


 結論。
 80グラム650〜750円はやっぱり庶民には贅沢品。
 WECKの瓶はかわいいが、かなり使いづらい。ショップではプラスチックの替え蓋も売っているので、ひとつは買うことをおすすめ。瓶10個でジャム1個と交換、というサービスはスバラシイと思う。友人と合わせてすでに6個あるんですけど(笑)。