6月20日、森〜夏至の火まつり

Too2014-07-26

 今日は朝から北欧雑貨市へ。のんびりしてくるつもりだったのですが、暑すぎて、生命の危機を感じたので、早々に帰ってきました。というわけで、旅記録更新します。
 この日、チームムーミンの皆さんからミイ子のお色なおしのワンピースをプレゼントしていただきました! サイズもぴったりでびっくり!
 ヘルシンキ2日目ですが、昨日、朝御飯写真を忘れたので、まずは朝御飯の様子から。ソコスは大きいホテルなので、どこもパンの種類などが多くて、楽しいです。ムーミンビスケットも!

 パンはFazerのもの。

 あまりいい写真が撮れていませんでした。いかにもフィンランド!なパンの数々。

 ベリースープ発見。

 もちろん飲んでみます。とろーんとした口当たりで、マイルドなお味。どっちが美味しいとか忘れました。

 今日は昼から、フィンランドといえば森! 森といえば森下圭子さん!! というわけで、『かもめ食堂』のロケ地、ポスター撮影の地でもあるヌークシオ国立公園にピクニックに出かけます。なんとも贅沢! まずはチームスニフ、食料の買い出しに(チームムーミンは大聖堂などの観光スポット巡り)。
 港のマーケット広場もすごい活気。ついつい帽子やぬいぐるみやお土産に引っかかりつつ。でも、いろいろいい買い物ができました!

 屋内マーケットで野菜などを調達。

 トラムでびゅーん!と移動しまして。

 駅前のスーパーで肉と魚を。

 忘れてはいけないのが、やかんコーヒー用の粉。パッケージについているマークが目印です。どれを買えばいいかなど、森博士(=森下先生)に事前に教えを乞いました。

 じゃん! 7人分。ホテルの部屋に戻って、野菜などを洗い、手分けして持てるように荷物を分けました。

 あ、写真、ここにあった! ロサ母さんからいただいた詰め合わせセット♪ ホイルで包まれているのが、手作りのパンです。あまり日持ちしないとのことだったので、小分けして持っていったら大好評でした!

 手配していただいていた大型タクシーが迎えにきてくれました。夏至休みなのにスミマセン。ヌークシオへは電車とバスを乗り継いでいくこともできるのですが、本数が少ないうえ、バス停からも距離があるらしい。ちょっと面倒なので、前々から気になっていたのですが、行ったことがありませんでした。今回のように人数が揃えば、タクシーをチャーターしてもお手頃なお値段で行くことができます。森博士様々。

 道もそんなに混んでいなくて、45分ほどで到着。入り口にはビジターセンターができており、新しくてきれいなトイレも。飲料水を汲んだり、ゴミを分別して捨てたりすることもできます。
 タクシーでぎりぎりまで行ってもらったおかげで、数分で、こんな景色が! この湖のあたりで、『かもめ食堂』のポスター撮りをしたそうです。

 トーベさんが好きだったというワイルドローズマリー

 国立公園なので、森といえども歩きやすく、普通の街歩きのスニーカーで十分でした。もっと本格的に森を楽しみたい場合は散歩コースもいろいろあるようです。

 パスコ超熟のCMにも使われたバーベキュースポットの手前。鳥を狙うワンコ。

 今回の旅ではワンコをいっぱい見かけました。ちゃんとつながれているのですが、みんな幸せそうで、愛されてる感じが伝わってきたのが印象的でした。

 じりじりと先客を追いやって(笑)、バーベキュー開始。昼御飯には遅めの時間だったので、腹ぺこだったのです。ソーセージをガンガン焼く! フィンランドのソーセージ、マッカラの選択をいつも失敗するのですが、今回はコーヒー粉を探している間にスニフさん2人にお願いしたら、なんと山羊肉(!)をチョイスしていたそうです〜。肉々しくて、一般的なマッカラではなかったのですが、おいしかったです。

 サーモンは生のものは手ごわそうだったので、すでに焼いてあるものを、ホイル焼きにして温めました。どれも脂がのっていておいしかった!

 小魚のスモーク。頭などは残して、ちゅるっと身だけ食べるそうです。

 チルドのパンケーキ(ブリニかな?)を温めなおして、マシュマロやキャラメルと一緒に。他に、ホイル焼きのじゃがいも(いろんな種類を焼き比べました)、立派なホワイトアスパラ、パプリカなども大好評でした。

 待望のやかんコーヒータイム! やかんも直火にかけて沸騰させておきます。コーヒーの粉をドバッと。

 ぐるぐる混ぜてから少し置き、粉を沈めます。最初に少しカップに注ぎ、注ぎ口についた粉を流して、やかんに戻してか
ら注ぎ分けます。

 目分量なのにちょうどいい濃さ。すごくおいしくて、お代わりしました。ククサを持っていったかいがあったよ!

 本当は森を散策するつもりで、気合を入れてきたのですが、おしゃべりがあまりにも楽しくて、ファイヤープレイスから動かず(笑)。ここは屋根付きのバーベキュースペースもあるのですが、入れ代わり立ち代わり人が来るので、結局、ずっと同じところに陣取っていました。

 楽しくて楽しくて、あっと言う間にタクシーが迎えに来てくれる時間に。いったんホテルに戻ってひと休みしてから、バスに乗って、夏至前夜の火祭りが行われるセウラサーリへ。野外博物館がある島で、ヘルシンキ近郊で夏至のかがり火が見られるのはここだけだそうです。

 夏至祭は17時ぐらいから深夜1時頃までやっているのですが、メインの大きなコッコ(かがり火)への点火は20時頃とのこと。ちょい前に到着して、地図を確認したら、あちこちに薪が組まれていて、時間をずらして点火しているようです。メインはきっと奥のほうだよね、ということで、夕暮れの景色を楽しみつつ、ずんずん進みます。

 入り口に向かう(帰途につく)人が多くて、ちょっと焦ったのですが、まだ薪を組んでいるところも。

 工芸品の実演販売もやっていました。あと、広場にはブランコや竹馬などの遊具も。

 メイン会場と思われるあたり。手前の湖の上のコッコに、民族衣裳に身を包んだ新婚カップルが船で近づき、点火するのがメインイベントのようです(いい写真が撮れませんでした)。

 生演奏。花火のスポンサーを読み上げる的なアナウンスも流れていたのですが、もちろん何を言っているか不明。

 だんだん雨が激しくなってきました。防水コートを着ていたのですが、傘を持ってこなかったのは大失敗だった。

 消耗したところにお菓子をもらって大喜び。成田で「白い恋人」買うところを目撃して「なんでそんなのフィンランドに持ってくのよ?」なんて言ってごめん。チーバくんクッキーもおいしゅうございました。

 手前の大きなコッコに火がつくかな〜と、雨のなかじっと待っていたのですが、途中で諦めました。

「小海町とはスケールが違うわね!」byミイ子

 船の上から見るコッコも格別だそうです。

 雨もあがり、広場では生演奏に合わせて、ダンスが始まっていました!

 民族衣裳の人もいれば、ツーリストらしき人、家族、大人から子供まで。踊らにゃ損々!ってことで、踊ってみましたが、けっこう疲れた〜。でも、日本ではできない体験で(盆踊りみたいなものだとは思いますが)、すごく楽しかったです。

 コンビニでパンなどを買ってきていたのですが、売店もありました。 

 マッカラ、じゃがいも炒め、パンケーキなどなど。

 フィンランド風のパンケーキ! ジャムとクリームたっぷり。生地は甘くなくてモチモチでおいしい!
 体が冷えきってきたので、そろそろ帰ることに。

 途中、花を9種類摘みながら……。

 深夜だったのですが、臨時バスがたくさん出ていて、無事にホテル到着。

 ニョロニョロのたねを蒔こう!とみんなで持っていったものの、雨だったので、たね蒔き失敗〜。