サウナ!

Too2016-06-28

 小海町のフィンランド夏至祭、サウナ編です。
 3年前に行ったときはフィンランドヴィレッジの建物はあったのですが、一般来場者には開放されていなくて、フィンランド風のスープなどを買ったものの、軒下で雨をしのぎながら食べるというなかなかハードな状況でした。ネットの記事を読むと去年もサウナコタ(小屋)とサウナテントに入ることができたようで、今年も「水着を持っていけばサウナに入れる」とのことだったので体調はいまひとつだったのですが水着を準備して行きました。
 フィンランドヴィレッジのコテージ。右側に見えている茶色い建物が音楽堂ヤルヴィーホールで、3年前は雨天のため、音楽堂のほうでカンテレ演奏が行われました。今年も小雨は降っていましたが、すべてなんとかテントの下で開催することができました。音楽堂にはトイレもあります。
 コテージ正面に案内ブースがあり、会場案内とタイムスケジュールのチラシをくれました。
 左の白いテントと緑のテントがフードやドリンクの物販ブース。

 この写真だともう終了してますが、左側の両脇にずらっと物販ブースが並んでいます。フィンランドというよりは、地元名物の軽食がを中心。価格もすっっごく良心的です。種類はそんなに多くありませんが、ビールやジュースもコンビニとかと変わらない値段。今年は熊本支援のためのバッジやソーセージの販売もありました。

 サウナトースターと呼ばれる移動式サウナ! 車で牽引して動かすことができるようです。定員は6〜8人ぐらいでしょうか。狭いので、暖まりやすく、温度が高めでした。

 サウナは4種類あるのですが、サウナテントは男性用更衣室として使われていました。

 サウナコタ。デッキ部分では熊本支援のソーセージを販売。

 小さく見えますが、中は2部屋に分かれていて、薪サウナとグリルスペースがあります。サウナは立ちも含めると8〜10人定員ぐらいかな?←数字に弱い人w

 グリルにも火が入っていたので、ソーセージをそのまま売ってもらって自分で焼いて食べました! 使っていなかったけど、やかんコーヒーもできそう。グリルの周りにベンチがあり、トナカイの革が敷いてあって、フィンランド気分満載!

 作っているところの写真がないのですが、白樺のヴィヒタまでありました! 切られた枝を自分で選ぶと係の人がガムテで縛ってくれます。初めて体験しましたが、熱が均等に行き渡る感じで、気持ちよかったです。切ったばかりの生の白樺なので、匂いも最高!

 サウナで暖まったら湖にドボン! 一昨年のフィンランドほどではありませんでしたが、かーなーり水温は低くて、足から凍りそうになる感じ。足元もぬるぬるしているので、なんとか肩まで入りましたが、相方は足だけでギブ。

 いつまでも泳いでいる人も! シンジラレナイ。

 メインの建物にも本館サウナがあって、そちらも利用することができました。サウナと小さめの水風呂、シャワーも併設。本館にはもう1カ所、シャワーがあって、この日は女子更衣室として使われていました。

 本館のカーテン。レアなヴィンテージ布が惜しげもなく使われていました!

 モルックが終わった後、湖に飛び込む人々を見て、いてもたってもいられず、冷えちゃったし、サウナで暖まる!?と勢いで入ったのですが、すごく楽しかったです。風邪も吹き飛びました(笑)。
 現在、フィンランドヴィレッジは一般公開されておらず、サウナコタなどの施設は日本サウナ・スパ協会の会員個人の所有物なのだそうです。それを無料で使わせてくださるという太っ腹な企画! このあたりの土地はもともと農業用地だったとかで、営利目的だとまた問題があるのかもしれませんが、薪代もかかるのに、どなたにお礼を申し上げればよいのやら。
 サウナに入っていた方々はサウナ・スパ協会の方が多いのか、「ロウリュ、いきますよー」と手慣れた様子でサウナストーンに水を掛け、タオルをぐるぐるまわして熱風を行き渡らせてくれました(この熱風ぐるぐる、フィンランドでは体験したことがないのですが、日本式なんでしょうか!?) フィンランドだとホテルのサウナばかりで、居合わせた方とも片言の英語で会話するぐらいだったのですが、言葉が通じる(笑)ので、サウナのなかで見知らぬ人と話を楽しむというのも初体験だったかも。日本にいながらにしてサウナの本当の魅力を再確認できた気がします。