1月6日(移動、前半)

Too2017-01-25

 1月6日(金)、調べてもらったバスのダイヤがどうもおかしい〜と思ったら、この日は祝祭日。去年はサーリサルカからイナリへの移動日で意識していたのですが、今年はすっかり忘れていました。
 8時半、ファーム最後の朝御飯。

 お粥発見!

 フルーツジュース? スープ?

 ヨーグルト。

 パン。昨日、「これ好き!」と言ったからか、群島パンがあってうれしい。

 バターもおいしいんですよね〜。

 お腹いっぱいだったのですが、りんごがおいしそうだったので、人数分しか出してくれていない(=わたしたち分)としてありがたくいただいておくことに(これが後々、大きな助けになる、というか、パンも少しサンドイッチにしてテイクアウトさせてくれるようお願いすればよかったよ〜)。

 部屋に戻って、片づけ&パッキング。飲んだ飲んだ〜。いつもこれをスーパーのリサイクルコーナーに持っていって小銭に替えて喜んでいますが、今回はさすがに置いていこう(笑)。

 ロヴァニエミ行きのバスの時間は10時40分。20分頃、ヤンネさんの車が来たので乗ろうとすると、「きみたちは父が送っていくよ」と言われ、その車には隣のコテージの家族が。えー、まさか、彼らは空港まで送迎付き!? うちもすぐにヤンネパパが車で来てくれて、またバスの時間まで乗せておいてくれるのかと思いきや、重いスーツケースふたつと隣の一家ともども極寒のバス停に降ろされました。「あと10分ぐらいでバス来るから。止まってると凍るから動いていたほうがいいよ!」って、おい(笑)!
 仕方ないので、動き回って写真を撮ってみる。ファームを背に、左手がソダンキュラ方面で、右がロヴァニエミ方面。

 かわいいバス停。でも寒すぎるでしょ! この日の気温は−22度。

 バス停の名前はこれなのかなー?

 ヤンネさんには「ラウダンヨキで降りるように」と言われて、通じていたのですが、通りの名前でしょうか。

 角にある不思議なオブジェが目印のショップとカフェ。おそらくここがファーム最寄りの売店で、ツアーでも立ち寄っているようです。夏場に滞在した方がブログに「歩いているうちに売店についた」と書いていたのも見ましたが、車で10分ぐらいの距離なので冬場はここまで歩くのはキツそう。

 そういえばヘムレンさん遊びも雪玉ランプも忘れていたことに今さら気づく。ゆるゆるの5日間だったな〜。

 結局、バスが来たのは10分遅れの10時50分。20分ぐらいバス停で待たされたことになります。
 スーツケースをバスの下に積んでもらって、「レイルウェイステーションで降ろしてください」と念押し。切符(カード使えます。ひとり15ユーロぐらいだったかな)を買ってやっと乗り込んだものの、ほぼ満席。荷物を置いて眠っていた方や地元の方に詰めてもらって、ようやく全員、席につくことができました。
 ちょうど太陽が昇る時間で、景色もとてもきれいだったのですが、写真を撮ることもできず。

 予定では45分後の11時25分に駅に到着、電車の時間が12時9分。30分ほど空くので、売店で軽く何か食べるつもりでした。が、ホームの時計をみると、えっ、もう12時じゃん!? 切符も車内で買うことにしてとにかく乗り込みました。
スーツケースもあるので、どこに座ればいいんだろうとキョロキョロしていると、最前列の広い席に座っていたおばあちゃんがさりげなーくひとつ後ろの列に移ってくれたではありませんか。声を掛けるでも目配せするでもなく、さらっと。でもこれは席を譲ってくれたのだと思って、ありがたく座り、車掌さんから切符を買いました。

 オウル駅に到着するのは14時半頃の予定。ヘムレンさんを並べて遊んだり、wifiが使えるので久しぶりに落ち着いてメールチェックしたりとくつろいでいると、途中の駅から乗り込んできた若い女性に「そこ、私の席かも」と話しかけられました。えー? 車掌さん、空席を売ってくれたんじゃないのー!? おろおろしていると、「ま、いいわ〜」みたいな感じで、別の席に座ってくれて、感謝するやら申し訳ないやら。フィンランドの方、みんな優しい……。

 乗り物に弱い相方はぐったり。わたしは小腹がすいたので、朝食のりんごと機内食のクラッカー(笑。今度こそほんとに片づけた)を。食堂車もあったと思うのですが、あまり動きたくなかったし、この後、おいしいパンケーキやさんに連れていっていただく予定なのです♪

 続く。