1月6日(オウル観光〜寝台列車)

Too2017-01-26

 14時半頃、少し遅れてオウルに到着。寒い駅のホームでCPさんが出迎えてくれました。テンション上がって、写真がほとんどありません(笑)。
 スーツケースを駅のコインロッカーに。大きな荷物が入るサイズで2ユーロ。安い。

 15時。パンケーキ屋さんに連れていっていただきました。

 メニューが豊富で迷います。甘いのもしょっぱいのもあるので、相方はベーコンとスモークチーズ、わたしは欲張ってダークチョコ&ラズベリー、CPさんはメープルシロップとバター。

 カプチーノ。なんだか久しぶりに都会に出てきた感が。そういえばカフェに入るのはこの旅で初めてかも。

 生地は厚めのクレープといった感じで、もちもち。生地は甘くないので、チョコとクリーム、ラズベリーの甘さもちょうどいい(しょっぱいほうもピザとはまた違うおいしさでよかったのですが、ベーコンがかなり塩辛かったです)。どれもとてもおいしかったものの、食べきれなかったので、ドリンクスペースに備えつけてあったホイルでお持ち帰り。

 16時20分。外に出たらすっかり日が暮れていました。

 マーケットホールと広場。雰囲気のある古い建物が並んでいます。マーケットも気になりましたが、この日は祝祭日なのでお休み。

 すぐそばにオウル名物、トリポリシ(広場のおまわりさん)の石像がドーン!

 近くで見るとけっこうな大きさです。無表情なんだけど、かわいい。

 そして凍りついている!

 このときの気温−14度。少し風があり、体感気温も−14度。−40度は案外平気だったのに、なぜかここのほうが寒さが身に染みます。早足で観光スポットを案内していただきました。
 エアギター選手権でも使われるステージ。勝手に上がっていいとのことだったので、お約束でやってみましたが、動画を見たらエアギターというよりエア三味線みたいだったorz 寒さのせいか、人影もまばら。

 市庁舎の前にあるオブジェ。街の歴史を表しているそうです。暗くてあまりよく写真が撮れず。これでまだ夕方5時前なのですが、ものすごい深夜感が漂っています(写真だけじゃなくて、実際も深夜っぽかった)。

 現在なのか未来なのか、いちばん前の男の子はマフラーと帽子を着せてもらっていました。しかし、マフラーまでかちんこちんに凍ってます〜。

 40分ほど、効率よくガイドしていただいて、ほっぺたがジンジンしてきたので、大型ショッピングモールへ。本屋さんを冷やかしてから、夜行寝台車で食べる軽食を買いにスーパーへ。言葉のわかる方といっしょだと何かと楽しい。
 フィンランドでは最近、缶コーヒーが売られるようになったそうです(!)

 ミイのケチャップ。

 新商品のハチミツ。

 ここからまたまったく写真がありません。CPさんの運転で、なんと、お家に連れていっていただきました。フィンランド的にはこじんまりなのかもしれませんが、東京の感覚だと広大な敷地に立つ、趣のあるかわいいお家。相方はガレージに夢中で、帰国後も「あんなガレージがほしい。理想!」と言い続け(笑)。なんといってもCPさんお手製の和室がすごすぎました。とてもDIYとは思えないクオリティの高さ&畳のリラックス効果にびっくり。初めてお邪魔するのにすっかりくつろいでしまいました。
 晩御飯はキャベツの箱料理(グラタン)をご馳走になりました! キャベツとお米の甘みに挽き肉とミルクのコク、優しい味でとてもおいしかったのに、パンケーキがお腹に残っていてあまり食べられなかったのが今でも心残り〜。手作りブルーベリージュースとサラダもとてもおいしかったのですが、写真を撮り忘れました。ミイのペパナプやヴィンテージのお皿もかわいかったのに〜。

 楽しい時間はあっと言う間。CPさんの旦那さま(優しくてしかもイケメン!)に車で駅まで送ってもらい、CPさんと3人でヘルシンキに向かいます。
 雪のせいか、電車がけっこう遅れました。駅についたのが20時50分ぐらいで、21時23分発の予定が結局55分発になったので、1時間近く待っていたのかな。暖かい待合室でおしゃべりをしていたので、そんなに長く感じませんでしたが、やはり疲れているのか、ときおり睡魔に襲われます。
 途中で閉まってしまった売店フィンランド100特集っぽい雑誌を見ていたら怒られたのですが、「立ち読み禁止」って貼ってありました。気づかなくてごめんなさい〜。

 寒いホームでさらに待つこと数分。やっと電車が到着、乗り込むことができました。ヘルシンキ行きの夜行寝台列車サンタクロースエクスプレス。これまでの2回はトイレとシャワー付きの個室だったのですが、今回は連休終わりのタイミングだったため空きがなく、2名用の個室を取っていただきました。CPさんは他の方とシェアでしたが、男女別に分かれているそうです。
 個室の広さ、ベッドなどはトイレ付きと同じかな。二段ベッドの下側。

 上。

 2階建て車両の1階で、階段の横だったので、ベッドの脇に収納スペースがありました! 荷物が多いので、これは助かる〜。2階のほうが眺めがよくて人気かもしれないのですが、1階はスーツケース持って階段を昇らなくていいし、かえってよかったかも。階段脇だとうるさいかなと思いましたが、もともと電車の振動があるので、あまり気にならず。トイレが近いのもよかったのですが、ドアの開閉や水を流す音は聞こえていました。トイレなし、1階ということで、1人93ユーロ。ホテル代が浮いて、寝ている間に移動できるなんて、素晴らしい!

 ベッドの頭のほうには電気やコンセント、栓抜き(!)など、さまざまな機能が。

 タオルと水もちゃんとついていました! が、水が1人分しかない……。車掌さんが切符チェック(メールで届いたバーコードを見せる)に来たので、もう1本お願いしましたが、「あとで持ってくる!」と言ったきり……。

 扉を開けると、小さな洗面がありました。

 ゴミ箱。部屋によって造りは少し異なるようです。

 カードキーは人数分。黒いのはシャワールームのカードキーでした。冬なので利用しませんでしたが、夏に乗ることがあったらシャワーも入ってみたい!

 車両のトイレ。そういえば、恐ろしいことがあったのを思い出しました。トイレの鍵がうまく閉まらない〜と聞いたので、念入りに閉めたのですが、そしたら今度は開かなくなっちゃったのです(涙目)。閉所恐怖症のわたし、パニック〜。さいわいにも相方とCPさんがドアの外にいてくれたので、落ち着いて何度か鍵をまわしたら開いたのですが、後ろを振り返ってしまって「狭い!」「窓がない!」と気づいたときの心境たるや。久しぶりの恐怖体験。思い出しても手が冷たくなります……。

 鍵といえば、サンタクロースエクスプレスのカードキー、毎回、「開かない、壊れてる!?」という騒ぎになるのですが、コツがわかりました。

 ぎゅっと強く押し込む!

 そんなに遅くまで起きていたつもりはなかったのですが、fitbitのデータを見ると2時半就寝、6時45分起床で、4時間ほどしか寝ていません。車内はwifiが使えるので、ちょっとだけ仕事を片づけたり、SNS見たり。ただ、前回乗ったときは振動が気になって熟睡できなかったのですが、今回はしっかり寝た記憶があります。
 予定では朝7時6分ヘルシンキ着ですが、少し遅れました。

↓去年、自分へのクリスマスプレゼントに買った活動量計。モニターがあるので、旅行中は時計としても重宝しました。

↓相方のはこっち。水泳にも使える完全防水タイプ。