2月6日(旅の計画と出発)

Too2018-02-15

 年越しフィンランド旅行から帰ってきたのが1月12日。その直後、友人からのお誘いで再びフィンランドに行くことになりました。仕事ではなく自費なのですが、スタンバイチケットで通常よりお安いかわりに、当日、何らかの事情で席が埋まってしまった場合、飛行機に乗れずに成田からとんぼ返り〜ということもあるらしい。もっと恐ろしいのは、帰りも同様で、ヴァンター空港に置き去りにされてしまう可能性あり。乗れなかった便のチケット代は返金されるものの、帰りに関しては翌日以降の便を別料金で取って自分ひとりで帰ってこなければなりません。ちなみに片道で翌日のチケットを検索してみると、普通に日本←→フィンランド間をふたりで往復できてしまうほどの金額(直前なので。価格は空席があれば下がるため、変動します。この期間はわりと席が埋まっているのか、高めでした)。
 しかも、基本的には友人と同じ便に乗るという条件なので、フィンランドに滞在できるのはたったの2泊3日。到着した日の夕方から夜、丸1日、帰国日の昼過ぎまでという、48時間にも満たない短期間です。
 行ったばかりということもあって逆に欲張る気が起きず、行きよりも帰りのほうが空席が多く残っていて、戻ってこれないリスクは低そうだったので、思い切ってお願いすることにしました。テンション上がることはやらないよりやる!(←後先考えない性格)。帰国日を含めると2泊4日の旅ですが、その程度なら仕事もそんなに無理なく調整できそう。万が一、滞在が延びたときのことも考えて、念のために先々の分まで仕事を進めておきました。
 スーツケースはいったんしまっていたのですが、スノーブーツは(東京も雪が降りましたし)まだ玄関に出したまま。ダウンや氷点下仕様の服もスタンバイOK。
 問題は宿です。冬に予約せずに向かうのは怖すぎる。勝手がわかっているホテルも何軒かあるので、飛び込みで空室を探してもいいのですが、スーツケースひいてホテルをまわるのはしんどい。ざっと価格を調べてみたら、ひとりだと割高だし、時期的にもそんなに安くありません。万が一行けなかった場合、キャンセル料もかかります。平日だからご迷惑かなぁと思いつつ、年越しのときもお世話になった友人が「いつでも泊まりにきて!」と言ってくださっていたので、連絡してみると、「もちろんうちに泊まって! ホテルなんて取らなくていいから」とのうれしい返事。ありがたくお言葉に甘えることにしました。
 そんなこんなでお土産が増えたので、今回はバックパッカーでもいけるかなと考えていたのですが、大きいスーツケースにして(大は小を兼ねる!)、相方に車で成田空港まで送ってもらうことになりました。
 朝5時起床。ナビだと1時間半ぐらいの予測でしたが、渋滞にハマるとこわいので、7時出発。道は意外にすいていて、9時には到着しました。自家用車で成田に行くのも初めてでいろいろ心配だったのですが、一時的に停車できる送迎用のスペースがちゃんとあるんですねー。今回は早く着いたので、いったん駐車場に入れて、相方とお茶を飲んで時間調整。
 待ち合わせの10時半にカウンターに行くと、空席があって、無事に搭乗できるとのこと! スーツケースを預けて、相方と別れ、友人とゲートに向かいました。
 おお、トナカイ機! マリメッコ機とも縁がなく、通常の機体かONEWORLDの文字入りにしか当たったことがなかったので、すごくうれしい。これはいい旅になりそうな予感がします。

 そして、なんと、まさかのビジネスクラスー! 座席にはマリメッコのアメニティポーチとスリッパ、ノイズキャンセラヘッドフォンが。

 広い、広いよー! 少し前にエコノミー乗ったばかりなので、違いを実感。わたしはダウンはスーツケースに入れて預け入れ、機内にはカーディガンと収納袋入りのユニクロライトダウン(笑)を持って乗ったのですが、厚手のコートを着ている場合はCAさんがちゃんと預かってどこかに収納、着陸直前に持ってきてくれます。

 クッションは大きめ、ブランケットは綿入りでふっくら。

 水までロングボトル(笑)。今回は全席これだったのか、エコノミーとビジネスでサイズが違うのかは不明。まぁ、クリスタルガイザーより前回のエビアンのほうが飲みやすく、ボトルも使い回しやすかったのですが(笑)。ちなみに日本のボトルはフィンランドのスーパーでの有料回収には適合しません。あと、乗り継ぎのときは次の便には持ち込めません。

 席は中央2席の右側。1列に4席しかないという贅沢空間です。モニターは所定の位置だと隣席のものがちょうど見える位置。ボタンを押すと自分の側のモニターが見やすい位置に開きます。

 CAさんがブランケットを広げて、ビニール袋を回収してくれました。至れり尽くせりで恐縮してしまうほど。

 ライト、リモコン、コンセントなど。USB端子があってスマホの充電ができるのですが、前回、行きは充電できず、帰りはOK、今回はまたダメだったので友人に訊ねると、純正ケーブルじゃないと反応しないことが多いとか。そういえば、持ち歩いていたの、100均のケーブルでした(笑)。アダプターをつけてコンセント(日本の平べったい2穴でも、フィンランドの丸いタイプでも可)に差せば充電可能なのですが、アダプターを預け入れてしまっていたので、友人のをお借りしました。次からケーブルといっしょにアダプターも持ち歩くべし。

 こんな感じで充電できます。機内は離着陸時以外はwi-fi使用可能。ビジネスとエコノミーコンフォートは座席番号と名前を入れると1時間無料、エコノミーは追加料金を払うと使えるらしいです(システムはよく変わるので、ご確認を)。ちなみに1時間は積算ではなく、スタートしてから1時間以内のようなので、いいタイミング(機内食などが出ないあたりとか)でまとめて使うが吉。プレオーダーや機内サービスなど、フィンエアーのサイトを見るだけなら、無料だと思います。あと、各国の新聞を端末で無料閲覧できるサービスが始まるというツイートもあったので、スマホだけでなくタブレット等も持っていくといいかもしれません。

 雑誌、新聞を選ばせていただき、さらにすぐさまウェルカムドリンク。ありがたいやら申し訳ないやら。友人に心から感謝しつつ、乾杯ー! 機内サービスのメニューの表紙もマリメッコです。

 おしぼりもちゃんとタオル生地。

 さて、盛り上がってきたところではありますが、機内食も詳しくアップしたいので、続きはまた明日ー!