『ウルトラマンネクサス』を見つつ首をかしげる。

ライダー(ブレイドまで)といい、主人公がぐだぐだ悩んでいたり、最後までオチのつけられない謎があったり、どうにもスカッとしない作品が多いよな。
それはそれでおもしろいものもあるし、ネクサスの場合はキャラもしっかり立っている。
だが。最終的にはウルトラマンが出てくるんだし、結局はヒーローものの枠を出られない。しかも、こんな造りでは、ヒーローの活躍を期待している人のご希望にも沿えないのではないかと。
30分の連続ドラマなんだから、わかりやすさは大切だし、ヒーローをカッコよく見せることに徹してしまってもいいと思う(どういうのが今的なカッコよさなのかはさておき)。
で、定番に徹して成功したのがデカレンジャーで、失敗してるのがジャスティライザー。
すごくがんばってるけど、どうなんでしょう!?と疑問なのが『シブヤ15』(正しくは『SH15UYA』。読めないよ！)。チームが争っている、という基本設定と、いきすぎた15歳におしおきをするピースの存在まではいいとして、バトルスーツみたいのを装着して闘うエマの存在が唐突のような。