『ポロック』と『ウェルカムトゥヘブン』

  • ポロック』。画家を描いた映画っておもしろいよねー、というだけで見た。見終わってから、監督もエド・ハリスだという事実に気付き、ざくっと調べてみたら、原作にほれこんで10年がかりで作り上げた映画であることが判明。なるほど、ていねいに描かれていたもんなぁ。しかし、1945年というと、ポロックは30代前半。若○ゲだったとしても、エド・ハリスは40〜50代にしか見えないよ。空気感はとてもよく伝わってくるが、そもそもポロックという人を好きになれない感じ。「ふたりだけのアトリエ」というサブ・タイトルにも違和感がある。キャッチ・コピーも「ぼくはあなたに永遠をあげる」「あまりに切ない感動ラブストーリー」。えええ!? 妻の留守中に若い女の子ふたりを乗せた車を酔っぱらい運転でクラッシュさせて事故死することが? わからん。リー・クラズナーがポロックの世話焼きではなく自身の創作に専念することができていたとしたら? ま、どっちが幸せだったかは当人にしかわからないことだし。
  • 『ウェルカム・トゥ・ヘブン』。男前なペネロペ・クルスに惚れ惚れしていたのだが、オチにガックリ。風刺がきいてておもしろかったけど。