ありじごく

　毎週欠かさず（ビデオで）見ているウルトラマンマックス。おかげで土曜日の朝が明るくなりました♪　冒頭のゴジラＶＳガメラなど、なにげなく見ているとスルーしてしまう小ネタも多いので、見る前に金子監督の雑記を読んでおくと二倍楽しめます。今回は、力の入っているところといい具合に抜けているところのバランスが良くて、いつも以上におもしろかった気がします。いかにもミニチュアセットな感じとか、隊員内で武器の開発までしてしまうミニマムさとか、妙にイイんですよねぇ。
　さて！　本日思わぬところで長年の謎が解けました。ムーミンに出てくる“アリジゴク”って、ちっとも実物のアリジゴク（クワガタ似）ではなく、なぜだかライオンみたいな顔なんですが、本日の怪獣アントラーをコバ隊員(小川信行)が「クワガタ！」と言ったとき、ショーン隊員(ショーン・ニコルス)が「ノー、アリジゴク。Ant Lionね！」と。アントライオン→アントラーを強調するため、ダメ押しのように字幕まで。そうか、だからライオン顔なんだ！と膝を打ち、『ムーミン童話百科辞典』を見てみると……。なんだ、「原語ではアリライオン」ってちゃんと書いてあるじゃん。ちゃんちゃん。