それにしても響鬼は

 悪化の一途をたどっていますね。世界観が統一されていなくても、前とは全然違っちゃってても、おもしろければそれでOKだと思うんです。既存のものの上に新しいものを積むのは、一から始めるより大変なんでしょう。だからって、厳しくて立派な人かと思いきや、緊急事態にも関わらず歌い続ける組織のお偉いさん(布施明)に、「俺のものにしてやる」とか意味不明のことを口走る高校生、どっちも新キャラにも関わらず、すごく行き当たりばったり。今回の教育的指導は、横柄な警察官に対する公務執行妨害および傷害罪、包帯ポイ捨て。どうでもいいことなんですが、脚本家の井上敏樹氏って、初代『仮面ライダー』の脚本家、伊上勝氏のご子息だそうで。なるほど、世襲制かー。