上野ツアー(2)

Too2006-06-28

 国立科学博物館と西洋美術館の常設展を見てきました。
 画像は科学博物館の展示の一部。こんなときでもついつい、「あ、スズキって大きいんだー」と、「どうぶつの森」目線で見てしまいます(笑)。
 無料で入れる常設展だけでも見応え十分! 結局また1日がかりでした。
 まず、上野駅すぐ近くの国立西洋博物館。ルノアールゴーギャンピカソロダンといった西洋の有名どころの、有名ではない作品が多数ございます。クールベのやる気のなーいリンゴの絵(トマトに見える)なんて、うれしいやら悲しいやら。
 あまり詳しいことは確認しなかったのですが「いろいろメガネ」とかいう、「個々の視点による絵画の見方、解釈」を募って、審査員が良いと思ったものを作品の横に貼り出すという企画を開催中でした。館長賞とか内舘牧子賞(だったと思う)は順当すぎておもしろくないのですが、なんといっても、みうらじゅん賞が素晴らしい! まぁ、ほとんどは小学生(強制的に作文を提出させられたんだと推察)の「僕だったら、人とか船を書いてもっといい絵にします」とか「続きを見たいです」(作者は200年ぐらい前に死んでるって!)とか「最後のばんさんなんだからもっとごうせいなものを食べればいいのに」といった、天然ボケみたいなコメントばかりなんですが、大笑いさせてもらいました。
 本命は国立科学博物館の偶蹄目の剥製コーナーだったんですが、いやー、すごい数で圧巻でした。全館にわたって、これでもか!って感じの標本や復元模型の数で、クラクラ〜しました。途方に暮れていると、親切な係員さん(年配の方、多し)がていねいに案内してくれます。牛のとてつもなく長い腸とか、ラクダのこぶの中身とか、上野動物園にいたパンダの剥製とか、貴重なものをいろいろ見ました。2〜3時間ではとても足りません。金曜日は夜8時までやっているそうなので、金曜日にいけばよかったです。