ドラマ中間メモ

 気になったこと、メモ書き。

「半年後」「1年後」と、クリスマス飾りやら子どもの誕生日やら、ベタな演出をべったり見せつつ時間が流れ、ついに2006年に。しかし、現代とは思えないほど、セリフや価値観も古ければ、服装や音楽のセンスも悪い。木村多江登場!とちょっと期待したのに、なんじゃ、あの服&ヘアメイクはっ。米倉メイク&米倉スタイリストの嫌がらせか!? 米倉さえ引き立てばいいのか!? ストーリー的にはまさに「家政婦は見た」なんだけど(「ついでに煙草、止めてくださる?」には大笑い)、杉田かおるってばダサいエプロンがあんなに似合っちゃってていいのかー? 根本的なところでは、マチ子ママの言動に一貫性がないので、迷走しているとしか思えず。もともと、子どもが欲しかっただけっぽいのに(しかも、父親が別にいるとすれば)計算ずくっぽいのに、なぜ思い詰めた顔で家にまで!? 本命の男は他にいて、そっちの家庭への嫉妬を投影させている? あと、道子の個展の「書」、キモチワル〜。相田みつをふうに「〜〜〜○歳 幸せな家庭」みたいな、主婦の育児メモ? そんなの他人が見て、何がうれしいの? マチ子じゃなくても噴飯モノ。

 篠原涼子×秦建日子と聞いて、このつまらなさが誰に予想できただろうか、いや、できまい。もー、ガッカリ。最初は矢部っちが下手なだけかなぁと思っていたが(矢部っちがなぜそんなにモテる?という疑問は依然としてありつつ)、設定が無茶だし、ブログをモチーフにしているはずなのに、ディテールにも新味やリアリティがない。あとはミイラとりがミイラ、じゃなくて、嘘から出たまこと、で収めるんだろうけど、隠し撮り番組はボツにしてほしい、せめてもの良心として。

  • 『サプリ』

 チャンネルをまわしていたら、伊東美咲(棒)が映ってた。相変わらず、仕事が出来るようにはまったく見えず、大人の色気もナシ。大丈夫かー。『危険なアネキ』からドタバタを抜いただけっていうか、衣装とヘアメイクを替えてちょっとゆっくり喋ればエルメスさんの出来上がり、というか、早い話が一本調子。

 細かいところが楽しい。上戸彩もキュート。が、大筋はどうする気なんだろうなぁ。石垣佑磨の飛び下りという無茶な事件で急展開させようとしてるんだとしたらちょっと残念。今からでももっと背景を描くのならともかく、劇団のゴタゴタだけで飛び下りってのはあまりにも弱い。あと、このドラマにどうしてもフミヤは必要だったの!? 『下北以上 原宿未満』ってのも何度聞いても納得がいかねえ! 曲が流れる&フミヤが姿を見せるたびに、テンション大幅ダウン。Help me!

 最後まで「結婚しない男」でいてくれますように! が、40過ぎて結婚したスタッフたちの実体験が反映されているらしいから、結婚=ハッピーエンド、のつもりなんだろうなぁ。ほんと、結婚しなくて何が悪い!ですよ。主人公(阿部寛)が丸くなる(結婚体質UP)につれて、どんどんドラマがつまんなくなってきてるのが心配。