『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』

Too2014-11-12

 日本では2月13日から全国約150館で公開予定の『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』。一般には11月29日〜12月3日に開催される「フィンランド映画祭2014」のオープニングが初お披露目となりますが、一足お先に試写を拝見してきました! というのも、マスコミ用資料(映画館で販売するパンフレットとは別のものです)に原稿を書かせていただいたんです♪

 実はそのために製作途中のものをDVDでも見せてもらったのですが、これは大きいスクリーンで見ることを強くオススメしたい! 手描きによる味のある動き、微妙な表情、独特の色使い、そして音もすごくいいです。平成版アニメ『楽しいムーミン一家』のイメージが強い方は最初はちょっと違和感を覚えるかもしれませんが、すぐに引き込まれてしまうはず。コミックスの『南の島へくりだそう』がストーリーのベースですが、マッシュアップ的に他のエピソードやオリジナル要素も追加されていて、原作に忠実なのに驚きもあります。お子さまも十分楽しめる内容だけど、大人だからこそわかる要素もあって、まさに大人から子供まで楽しめる作品だと思います。ちなみにフィンランド人のハンナ・ヘミラさんとフランス人のグザヴィエ・ピカルドさんが共同監督・共同プロデュース。脚本にはフィンランド、イギリス、フランスのスタッフが関わっているそうです。

楽しいムーミン一家』の声優さんたちによる日本語吹き替えでの公開になるそうですが、フィンランド映画祭では音声英語、日本語字幕。英語をしゃべるムーミンたちもなかなかおもしろいので、できればぜひ両方ご覧になってください!
 予告、詳細は→映画『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』公式サイト