W杯4強

 ムーミンの話ばかり続いているので、ちょっと日常の記録。
 金曜日の夜はドイツVSアルゼンチン、土曜日の夜はポルトガルVSイングランドの中継を見たのですが、どちらも延長→PKと、長時間にわたる試合ですっかり寝不足気味。さすがにフランスVSブラジルは起きていられなくて録画で見ました。おもしろかったのはそのフランスVSブラジル。顔を判別できるタレントが揃ってるっていうのもありますが、最後まで果敢に攻めて、きっちり守って、見応えがありました。特定のチームを応援しているわけではないのですが、ブラジルがまさかの敗退、なので、半魚人(こと、ロナウジーニョ)がもう見られないと思うと残念です。
 以下、ますますもって試合とは関係のないメモ書き。ドイツ大会らしいというべきか、大会スローガンは「人種差別にノーと言おう」。準々決勝になってからは試合前に各チームのキャプテンが差別反対のスピーチをしています。新聞報道のレベルでしか知らないのですが、イスラム圏では女性がスタジアムでサッカー観戦することすら許されないらしいですね。女性は男性の体を真っ正面から見つめるべきではないそうです(!)。文化を守ること、それが許される自由は大切ですが、その延長線上に女性性器切除や女性に不利な婚姻制度など、生命に関わる問題があるとすれば、文化の前に人権(人命)を優先すべきではないかと思います。
 と、何でも好き勝手に書くことができて、不特定多数の方の目に触れるブログに書きなぐりつつ、自分も無意識のうちに差別的な言動をとっているのではないかと軽く自戒。自分がよく見に行く個人サイトでも、男女差別、マイノリティ差別的な書き込みにドキッとすることがあります。言葉狩りには反対ですが、「奥さん」「オカマ」といった言葉ひとつとっても、それを目にして不快に思う人が存在する以上、あえて使う際には覚悟と自覚を持ちたいものだ、と。(息抜きだかなんだかわからなくなってきたので、仕事に戻ります)。