『下北サンデーズ』

 きたきたきたー。今期、いちばん楽しみだったドラマ。が、フミアートが……
 目障り、耳障り。まぁ、石田衣良という時点ですでに半歩下がっちゃうし、堤幸彦にも今さら過大な期待はしていないけれど、脇の役者の厚み、脚本で一歩リード。上戸彩も前クールに比べると数倍かわいかったし、お母さん役は木野花だし、石垣佑磨も等身大な感じで生き生きしてるし、カンニング竹山森三中・大島も意外に小劇団ノリに馴染んでいたし、佐田真由美の思い切りの良さには思わず拍手!だし、アンチなポジションに古田新太ってのもおもしろかったし、ラーメン屋は石鹸(ドラムじゃなかったっけ?)だし、チラシに猫の指輪ホテルとか書いてあるし。堤幸彦監督お得意の習字「渚のハイカラ 人情」とか、背景もいちいち大ウケ。あと、激安キノコ居酒屋(ちくわ木産? そーいや、さくら水産って最近行ってないなぁ)、気になるね。キノコは低カロリーでダイエッターには良いけど、パンの耳と替え玉が主食の劇団員にはどーなんだろ(笑)? 繊維は取れるけど、たんぱく質不足気味。大学説明会のエキストラの老けっぷりと、刃物を持ったあやしい集団が乱入しておとがめなしってのはちょっと無理があったけどね。あー、ビデオ録ればよかったかなぁ。