芦屋タカトラ

Too2006-11-06

 ユニークな見た目。うまかった!と言いたいところなんですが……(以下、毒舌)。
 先日、新しい仕事がスタートして、ややハイな状態で最寄り駅に帰り着きました。改札を出たあたりに見慣れないケーキ屋さんのショーケースが。パッケージもエルメスのスカーフとかそんなイメージで、オサレげ。シュークリームもプリンも300円台と結構なお値段です。ちょっと迷って、チョコとホワイトチョコがコーティングされたパンダシュークリームと、「『とんねるずのみなさんのおかげでした』で乙葉さんがお土産に!」という触れ込みのチョコレートプリンを選択。
 ……基本のシュークリームが標準以下。シューはもさもさで風味がなく、クリームは後味が粉っぽく、素材にも製法にも疑問が残ります。バター、使ってる? ちゃんと火、入れてる? ベルギーチョコを使用しているらしいのですが、ホワイトチョコのほうが異常な甘さで、あまりおいしくないシュークリームの味をカモフラージュ。しかし、コーティングが厚すぎて、食べづらいは、味が調和しないは。ビアードパパかヒロタのほうがよっぽど美味しい(笑)。
 プリンはといえば、舌触りが悪く、風味は薄い。ザラつくのはチョコのせいかもしれないけど、それにしては砂糖の甘さばかりが舌に残るし。コンビニの100円ぐらいの商品にも負けてるよー(苦笑)。
 気になって、さくっと検索してみたら、元は餃子屋さんだったそうで。いや、いいんですけどね、別に。ダスキンがやってたって、ミスタードーナツはうまいしさ。「手間がかかるのに価格が安いシュークリームを、シューケーキに高める」みたいなコンセプトらしいんですが、なんというか、王将のクオリティのまま、中にフカヒレとか高級食材を混ぜて大型にして、中華街価格で売っているみたいな、そんな感じ。「芦屋生まれ」というフレーズにも惑わされましたが、そもそも、スイーツショップに武将の名前をつけるというセンスがどーなんだか。
 あと、コストがすごくかかっていそうなパッケージ。動物好きの相方に見せたら、「ずいぶん、下手なイラストだね」と一蹴されてしまいました。ぐはっ。