布バッグ1号

Too2007-05-09

 布をくださったaさまへのお礼として、プリントのダブっている部分で作りました。もったいながりなので、布も使わずに大切にしまっているか、カバーとして見せたくないものに掛けているだけのことが多いのですが、この布は「何か作って生かしたい!」と強く思わせる魅力があったんです。バッグ? エプロン?と迷ったのですが、パパとママの部分で折り返してみたら、これは四角いバッグだろう!と。前に「送るのが惜しくなってしまった〜!」と自画自賛していたのがコレです(笑)。aさまのブログでもご紹介くださったので、こちらでも……


 A4クリアファイルが入るぐらいの大きさで、リバーシブル。内と外、両方にポケットをつけました。いちばん苦労したのは、フィンランド製で年代を経たファブリックに合う色みの布を探すこと! ヴィンテージ布だけでは分量も強度も足りない気がしたので、違和感なく組み合わせられる“足し布”を探しました。布は吉祥寺ユザワヤで買うことが多いです。あとは中野、新宿、渋谷のTOWA、新宿オカダヤ。でも、在庫充実、加えて最安値なのは池袋のキンカ堂かも!?(日暮里の問屋街がいちばんかもしれませんが、そんなに大量には使わないので)。最初、白っぽい布なら大丈夫だろう、と、薄手の白地にうっすらと黄色い水玉が入っている布地を買ってきたのですが、まったく合いません。リバーシブルにしたようなグレイ〜ベージュだったらいいかというとそれもあまりピンときません。くすんだグリーンのシーチングもNG。最終的に実物を持ってキンカ堂に行き、「明度が」だの「彩度が」だのブツブツ呟く美大出の友人の協力を仰いで、しっくりくるブルーを探し出しました。ムーミン布に使われている色と似た布を選べばいいだろうと思ったのですが、黄色だとハデすぎ、ベースのブルー、グリーンだと布が引き立ちません。選んだブルーはミザベルのじょうろやママのやかん、ニブリングに近い色ですね。濃いめのブラウンや紫も、プリントがぐっと映えてよかったんですが、初夏っぽくさわやかなほうにしてみました。
 縫製は上手じゃないですけど、なんといっても布の魅力を最大限に生かすことだけを考えました♪ せっかくの貴重な布を「なんでこんなもんにしちゃったのじゃー!」って台無しにしたくはありませんから。気にいっていただけることを願いつつ。