ムイック!

Too2007-10-18

 昨夜遅かったけど、ヘルシンキで1日過ごせる最後の日なので、朝8時半に起床! さすがに目新しいものがないので、朝食の写真は撮りませんでした。で、10時すぎにホテルを出て、ヒエタラハティのアンティークマーケットへ。土曜日なので、室内アンティークマーケットはほとんど閉まってました。
 ストックマンで最後の買い物をして、ホテルに荷物を置きにいく途中、ふと気づいて「一番」に寄ったら営業してたので、サーモン寿司を食べました。



 サーモン巻き鮨セットと握りセット。サーモンがとろっとろでおいしかったです。ランチがお得!とガイドブックに書いてあったけど、残念ながら土曜日だったのでランチセットはオーダーできず。2人前で4400円ぐらい。……明日にはホンモノの日本食が食べられるのにっ。相方が「米が恋しい」と言い張ったんですわ。まぁ、異国で寿司ってのもネタ作りとしてはアリですよね。アメリカのサンディエゴで食べたカリフォルニアロールはおいしかったですよ。



 ホテル近くのスーパーの前にも屋台が出ていて、フルーツの量り売りをしていました。カフェスオミの生クリームがあまりにもおいしかったので、試してみたくなって、スーパーでクリームらしきものも購入。が、これ、サワークリームでした。→コメント欄をご参照ください。



 トラムで港に出て、フェリーでスオメンリンナへ。乗り物はすべてヘルシンキカードで無料になります。



 ピクニック気分を満喫する人々がいっぱい! 仕入れておいた赤ワインとさっき買ったチェリーを食べつつ、のんびり♪ 途中で、この旅4個めのアイスクリームも食べました。キャラメル味。観光地のアイスクリームはやや高めでした。



 地ビールが味わえるレストランで晩御飯。缶のビールは薄めで飲みやすいタイプが多いようでしたが(←ふだんビールは飲まないので、すごくアバウトな感想です)、このビールはどっしり味わい深い感じ。日本みたいに、泡が命!みたいなビールには遭遇しなかった気がします。で、ビールの横の植木鉢みたいなの、なんだと思います? オープンカフェのテーブルには必ずあって、何!?と思っていたんですが、灰皿なんですね。けっこう合理的かも。フィンランドは室内禁煙が厳しい分、店の外や路上喫煙率がとても高かったです。



 ビールにはマッカラ(ソーセージ)もいいなぁと思ったのですが、最後に残った食べたいもの=ムイックはないかと聞いてみました。「ムイックあるけど、(ガイドブックの写真を指しつつ)これとはちょっと違うわよ」と言うので、フライじゃなくてソテーとか?と思ったら、丸ごとではなく“開き”のフライでした。見た目はちっちゃいアジフライをイメージしてください。ワカサギとかヒメマスのようなクセのない味で、身はちょっとタラみたいなプリッとした感じがありました。添えられたマッシュポテト、アンズタケのクリームソースもおいしかったです。ここもパン食べ放題だったのですが、ふたりで1皿しかオーダーしなかったので、控えめにいただきました。




 夜8時のフェリーで街に戻りました。週末なので、どこもかしこも夏の夜を楽しもう!という人々であふれています。トラムのなかで酒盛り状態のグループも。



 左端がカンピ(ショッピングモール)です。ホテルのサウナを満喫したあと、どうせなら夜の街の雰囲気を味わおう!と、ビールとシードル片手に外に出ました。お酒はあらかじめ昼間のうちに調達済み。スーパーは夜8時だか9時だかで、酒の販売が終了してしまうし(冷蔵ケースに鍵がかかっていました。店員さんに言えば開けてくれるのかな?)、バーでオーダーするのは面倒なので(笑)。おつまみは間違って買ったサワークリームとパック入りのスモークサーモン。路上でお酒を飲んでいる人はいっぱいいましたが、箸でつまみ食ってるのは我々ぐらいでした(笑)。



 路上には割れたビンやビールのパッケージが散乱。街の清潔度、ゴミの少なさは日本はそんなに大差ない印象でした。



 ヘルシンキ最後の夜。何度も往復したラディソンSASホテルの前です。船の形をしたソコス・ヴァークナ・ヘルシンキの上に丸い月が出ていたのですが、うまく写真に撮れませんでした。
 寒くなってきたので、11時に部屋に戻り、1時間半かけて荷造りをしました。