KAFFE TORGET

Too2007-10-28

 渋谷で、お世話になっている作家さんのサイン会があったので、びっくりさせに行こうと思って店に電話予約をしていました。が、朝からあいにくの雨……。折れかかった心を奮い立たせてくれたのがKAFFE TORGET、終了間近!?
http://kaffetorget.com/
 早めに出たつもりだったのですが、風雨に押されて、30分ぐらいしか時間が取れず。



 ブラックパラティッシだ〜、このエゴってファクトリー限定だっけー、おおっ、クリスマス限定柄だ〜!と、興奮を押えつつ、持っていないイーッタラの廃盤ガラスカードの値札とにらめっこしていると、店長さんが声をかけてくださいました。ブログなどを拝見して一方的に存じあげていたので、矢継ぎ早に質問などをしているうちに、ハッと気づいたら自分のブログのことやらブロスのことやらぺらぺらと喋っておりました(笑)。ほかのお客さま、スタッフの方?とも、もっとお話をしたかったのですが、あっという間に時間切れ。後ろ髪引かれまくりでしたが、次回またこういう機会があったら1日居すわる勢いでお邪魔したいと思います! っていうか、ムーファンのみなさま、フィン●ンドカフェよりむしろ、こっちを押えるべきでしたよ!!


 ナーンタリの悪夢を彷彿とさせるような暴風雨のなか、なぜか一気に増えたかさばる荷物を抱え(詳しくは明日♪)、次の場所へ向かいました。目論見どおり、敬愛する作家さんを驚かせることに成功♪ 帰りには傘がおちょこになる、という漫画のような経験もして、充実した1日でした。


 おまけ。アラビア好きの方にもフィンランド好きの方にも、これだけは読んでおいていただきたいムーミン原作。

たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

たのしいムーミン一家 (講談社文庫)

 飛行おにと魔法の帽子のお話。ムーミン一家と一家を取り巻く人々の基本的な設定などもわかります。お子さまにもおすすめ。 

ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)

ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)

 アニメ映画にもなってます。設定の違いを楽しむもよし。少しダークな側面もある(彗星は戦争の比喩だとされています)、冒険物語です。

ムーミン谷の仲間たち (講談社青い鳥文庫)

ムーミン谷の仲間たち (講談社青い鳥文庫)

 ふだんは大人向けの小説しか読まない方なら、ここから入ってもいいかも。個人的にはサリンジャーの『ナインストーリーズ』と並ぶ、イチオシ短編集です。表紙がかわいかったので、青い鳥文庫版の画像を貼りましたが、講談社文庫版もあります。講談社文庫版は薄くて軽いので、旅のお供にもおすすめです。