限定マグ

Too2009-05-16

「買ったよ!」と書いている人が身近にいない気がしたので、写真を撮ってみました(もっとキレイな写真はバイヤー日記をどうぞ。でも、全面の写真はなかったー)

 ムーミン展会場限定のマグカップ。山加製。

 ママの習作部分はハンカチにもなっています。左側のミイもかわいいですが、個人的には真ん中のホムサ兄ちゃんがツボ!

 最後にまたムーミン?ママ?が登場しているのが「振り出しに戻る」みたいな感じで愉快です。ちょっとパタパタアニメみたい(違うけど)。あ、この絵が隅っこにプリントしてあるノートとかメモ帳があったらかわいかったかもー! つい、パタパタめくってみるけど、つながってないやん!みたいな(笑)。
 このマグを最初にネットで見たとき、おおーっ! 日本製だけどカッコええ!と思ったんです。が、実物を見たら、プリントがゴールドとプラチナ(これはゴールド。プラチナは大きめの絵があしらわれています)。金のプリントって、電子レンジNG、食洗機でハゲる、っていうんですよ〜。で、いったんはスルーしたんですが、最終的に、どうせマグとして実用しないっしょ、と思って、メモリアルアイテムとして買いました。このデザインだと、ちょっと小気取ったリビングの電話台の横とかにペン立てとか一輪挿しとして置いてもいい感じ(いや、うちに電話台はないですけどね)。
 習作をグッズ化するのはどうなんだろ?ってのは前にも書きましたが、マグが商品化されるまでには、ユーザーにはわからない(わからなくて当然なんですが)苦労がいろいろあるようです。アラビアマグを商品化するにあたって、トーベさんは「キャラの顔を一部だけ使うデザインはNG」という条件を出したと読んだことがあります。コミックス柄やキャラ単体のマグはすでにアラビアから出ているし、カラフルなものは山加からも出ている。今回の原画展らしさを考えたときに、この習作柄が残ったんでしょう。ただ、個人的には、線のラフさに、金やプラチナの豪華さ、お上品なフォルムはミスマッチのような気がします。この絵だったら、アラビアマグより少し大きめぐらいの、ざっくりどっしりした大きめのマグで、把手に文字を入れたりしないで(入れるならロゴじゃなくてトーベさんの筆跡のサインとか、さ)、色も白地にインクを思わせる黒で……!と勝手に妄想が広がる〜。

 今あるムーミンマグのなかで、いちばん大きいのはビッグマグなんですが、上に向けて広がったデザインで、山加製品は軽いので、少し不安定に思えるんです(実際に倒したことはないはずですが、倒れやすそうに見える)。

 スープマグはやっぱりスープ用、って気がしますし。この中間ぐらいの大きめサイズで、仕事中、作業机に置いて飲めるような、安定感のあるマグがほしい。

 それならサーモカップを使えばいいじゃん!と思うのですが、実はこの手の商品って熱湯NGなんですよ〜。スタバとかでラテを入れてもらうのはOKでも、自分で熱湯でハーブティを淹れようとするとピキッとイヤな音がしたりする(この商品で試したわけではありません)。あと、「バッグで持ち運んでも漏れなかった」という声もありますが、建前上は密閉ではないので、液漏れの可能性もゼロではないです。

 待望の密閉トレッキングボトルも出たのですが、なーんで、こんなラブリー柄ばかり!? 実用できそうな大人柄がひとつもないので、次の展開待ち、です。

 いつのまにか署長さん、ご来日〜。

 ラフでざっくり、のイメージにもっとも近いマグ。お値段も安くていいんですが、ちょっと小さいんですよねー。

 前にも載せた写真ですが、マグの入っている箱もかわいいです。黒地に銀色。こういう(言葉はよくないですが、わかりやすく言うと)「男性的」な雰囲気がマグ本体にもほしかったような。