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Too2009-07-10

 昨日からひとまずレギュラーの仕事だけ、という状況になりました。不思議なもんで、レギュラーだけ=仕事がない、みたいな感覚で、のんびりしちゃってます(笑)。今日は金曜日ですが、会社で言うなら「残業した分の代休ください」てな感じ。もう許せないぐらい荒れている、仕事部屋の掃除をしたいと思っています。
 その前に今日は仕事ネタ、まとめ〜。
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【連ドラ情報】『BOSS』の健闘、“月9”低迷のワケとは? - 日経トレンディネット
 約1年、書かせてもらっていましたが、記事本数削減のため、ひとまず終了。最後かも?というのもあって、けっこう辛口?です(笑)。
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テレビブロス
 ちょこちょこっとなんですが、けっこう気合入れて書きました。↓これの紹介とか。

↓この監督のインタビュー、一生の思い出に残りそうな貴重な経験でした。公開前の映画の人形の実物も、触らせてもらうことができたんですよーーー。

 以下、ドラマに関するメモ書き。
 以前はこの自分メモに後から助けられていたんですが、とりあえず活用予定はないので、あくまでも個人的に適当に書いておきまーす。

 ひどかったなぁ。どこまでひどいかを確認するために最後までちゃんと見てたのに、ほとんど印象に残ってない。こういう軽いノリは好きなほうなんだけど、昔ながらのベタなヒューマンドラマのテイストに、現代的なキーワードを組み合わせたところに無理があったのかも。あと、主演ね……。力を抜くのと手を抜くのは違う、と言いたい。区長だけはすごくよかった。「こんにちは区長です」でスピンオフが作られたら絶対、見る。

 あああ、これも残念だったなぁ。イケメンドラマにするのか家族モノなのかはっきりさせたほうがいい、と思って見てたけど、実はターゲットは子供だったのかも。

 なんだかんだでこのクール、2番目か3番目ぐらいに楽しみだった。脚本はもうちょっと整理してほしかったけど(最後にいきなり心臓手術の話になっちゃうとか、唐突に仇の息子が出てくるとか)それでもそれぞれのエピソードを生かす描写にはなっていたし。番組最後に主役の人が怖い顔でプレゼント告知していたグッズも、珍しく、「欲しい!」と思えるモノでした(笑)。ああいうセンス、いいと思います!

  • 臨場

 2番3番争い。月9とは対照的に、ひとりひとりが脇役に至るまできっちりと設定されて、描かれていた感じ。まぁ、原作モノですけれども。事件推理にも納得がいくというか、こじつけやご都合主義要素が少なく、さすが!でした。

 ノーマークながら、最後まできっちり見たいと思わせる佳作でした。1年で出てきちゃうとか、橋の両側で2家族がすれ違うとか、無茶も多かったけど。

 あはは、何がしたかったんだろうなー(笑)。最初から最後まで、古めかしいテイストは一貫してたし、ある意味、すごい。いい女優がいっぱい出てたのに、もったいないもったいない!
−BOSS
 今クールでいちばん楽しかったのはやっぱりこれかなー。事件には無理があったけど、どんでん返しやセリフの応酬が痛快でした。

  • スマイル

 うーん、難しいところやねー。意気込み自体は買うけど、なんといっても主演の人が外国人に見えないのが致命的。ハーフで日本育ちで国籍も見た目も日本人。で、ずっと差別されてきたって言われても説得力がない。大前提から崩壊しているうえ、後半は唐突に裁判員制度の話に! 最終2話は脚本家が変わっちゃって、妙にドラマティック(&ハッピーエンド)になっちゃってましたが、熱の伝わる、いい作品ではあったと思います。

 こういうノリの深夜ドラマは好きなんですが、メイン3人のうち、2人が好きになれず、もう1人もどうでもいい、となるとかなりキツイ。設定に馴染んでからはそこそこ楽しく見ましたが、いつも妙に中だるみというか途中で飽きてしまう感じがあった。ま、好みの問題だと思います。

 これ、意外におもしろかった。記憶、遠いけど。ちゃんと1クール全部使ってやってほしかったです。短期しか放送できないことが決まっていたのなら、前に放送してたドラマの総集編とか特別編でもやればよかったのにー。

  • MR.BRAIN

 うーーーん。トリックが子供騙しすぎる。矛盾、多すぎ。なのに、したり顔で解決してみせる主人公がイヤだ。型破りで妥協を知らない主人公に影響されて周囲が変わっていく……というのはひとつの定形だけど、この主人公は基本がKYの変人なので、周りへの影響力の大きさとの釣り合いが悪い。ガ●レオの場合は、事件への理解や被害者への共感はなくても、研究熱心なんだな、という主人公の動機が見えたけど、これの場合は脳科学への情熱というより、自説に固執するあまり周りが見えていない人、というか。子供っぽいわりに事件の描写がいちいちリアルなのも違和感あるし、事件解決のために主人公が取る行為(部下を閉じ込めたりとか)もパワハラじゃねーの?と思います。

  • THE QUIZ SHOW

 ヤな感じの暴露劇も壮大な目的(復讐)のための伏線……と思って見てきたけど、あれあれ? 最後は学生さんの三角関係ですか!? 前半、地位もプライドもズタズタにされてた人たちって、たまたま同じツアーに参加してたってだけで、べつに復讐されるいわれはなかったような? だいたい、そんなすごい秘密を抱えた著名人たちが集結するツアーに参加するお金が学生さんたちにあったんでしょうか(しかもひとりは施設育ち)。

 めちゃめちゃな展開になってますなぁ。裁判員を操るグループの部分はフィクションだとして、裁判員が実況検分を行なったり被告に面会したりってのはどの程度、現実にありえることなんでしょうか。あまりにもひどいので、どうオチをつけるのか、最後まで見届けるつもりです。

  • イケメンそば屋探偵〜いいんだぜ〜

 だんだんとあのバカバカしさがクセになって、最後までタラタラ〜と見ました。イタコ姉さん、好きかもー。

 俳優に力があると、こんなに見応えが出るんだなぁ、と。力だけじゃなくて、役に合う合わないもあるんだろうけど。もちろん、役者の好き嫌いも人それぞれでしょうし。ただ、このドラマのイメージが強かったので、「白い春」のパン屋が実は強い人に思えてならなかったのが残念(笑)。ムショ帰りの元ヤクザVSパン屋、ではなく、元ヤクザ<元殺し屋、に見えてしまって。せめてクールをズラせればよかったのにねー。