夏ドラマ2010

Too2010-09-26

 今日はムーミンはいません(笑)。適当な画像がなかったので、先日、母にプレゼントしたiPod shuffleの写真を。底値のシルバーを買って、かわいらしげにカスタマイズしてみました。が、直後に第四世代が発売されて、脱力〜。先祖返りしたデザインで、やっぱそっちのほうが操作しやすかったんじゃん!って感じ(笑)。まぁ、2GBしかないみたいなので、どっちにしても第三世代を選んだかもしれないけど。ちなみに4GBにCD30枚分を入れるのはけっこう大変でした。
↓蒔絵シール、けっこう好き☆ ムーミンも出ればいいのに!

↓到着! これからサラダ作りまーす。どうでもいいけど、このデザイナーさん、ビルガー・カイピアイネンというお名前なんですね。名前がカイで名字がピアイネンさんかと勘違いしてました(汗)。

 さて。ドラマに関する個人的なメモ。以下、たたみます。書き飛ばすので、毒舌注意!


 ざっくりとおもしろかった順に。

 内容的には共感というより苦笑なんですが、テンポとか音楽の使い方とか、すごくツボだった。しかし、HDD買換えの影響で、2話分行方不明……。DVD借りるかも(さすがに買わない。買うとしたらサントラほしいなー)。

 新聞の投書欄に“謎の連続につい最後まで見たけど意味がわからなかった。時間を返してほしい”という、高齢の方からの意見が掲載されてたのに大ウケ。確かにねー、意味はわからなかったけど、おもしろかったよ。同点1位ぐらいの感覚だけど、個人的にはもうちょっとだけテンポがいいほうが好み。Xファイルをツインピークスのフレーバーで作った、みたいな感じですが、オマージュとオリジナル要素がうまいぐあいに混ざってた。これを(深夜とはいえ)地上波連ドラで作るってスゴイ。

  • 「JOKER」

 前半はすごく期待したんですが、神隠しのシステムよりも、警察内の組織犯罪みたいなほうに焦点が移り、最終的にはすごく小さいところでまとまってしまった感じ。最終回の翌週に放送されたスペシャルも、なぜのタイミングで?って感じ。通常、パート2の前ぐらいに2時間スペシャルでやりそうな内容なのに。役者のレベルが高かったので、なんとなくごまかされてしまったけど、テイスト的には「シバトラ」みたいだった(脚本は同じ人。演出までは調べてません)。

 同点2位。これも期待が大きすぎたー。単純に楽しかったんだけど、途中でちょっと中だるみ。セノさんは素敵だったけど、「あんた」というたびに水○しげるが浮かんできて、幅のなさを露呈。せめて、「君」か「お前」って言わせればよかったのに(笑)。

  • GM 踊れドクター」

 まさにダークホース。誰も(?)期待しちゃいなかったのに、最後まですごくおもしろかった。最後は会場も借りちゃって、ヒガシさまの気のすむまで踊りまくるかと思ったのに、寸止め(?)ときた。この潔さ、なんでもかんでも踊りすぎちゃう黒○瞳にも見習ってほしいもんです(笑)。脚本は「救命病棟24時」とか「医龍」とか「コードブルー」の人みたいだけど、コメディタッチもイケる。登場人物の呼び名を次々に変える(しかもけっこう毒含み)なんて禁じ手も、キャラが立ってるからこそ。ポジティヴ後田で新境地を拓いた吉沢さんも素晴らしかったけど、最後にちゃんと二枚目の姿が見られてホッとしました(笑)。

 1位本命だったのになー。うーん。何がいけなかったのか、よくわからない。キャストも充実、設定も万全……。万全? カッツリ作りすぎて入り込みにくかったのかなー。最終回は、うぬぼれ4が全員踊る!といったひねりも効いてて、満足度が高かった。真犯人(?)が誰かってのは最初からバレてたけど、生い立ちは想像を超えてたし(真犯人役の演技にも問題はあったと思う)。なんか、惜しい。むしろ、これは深夜とか昼帯とかで、水戸黄門的お約束の世界でユルめに作ったほうがおもしろかったのかも?

 それなりに楽しめた。深夜といえば、サスペンスにアクションといったパターンがあるけど、こういう実録系4コマ漫画(いや、この原作が漫画なのか4コマなのか知らないけど)という路線もありかも。

  • 「土俵ガール!」

 驚くべきことに、後半、主演の人の演技がちょっとよくなってた(笑)。パリ行きを決める表情とか、ちゃんと役に見える瞬間があった(というほめ方もどうかと思うが)。相撲部部長はすごくよかったので、次はもっとシリアスなものが見たいです。
 ここまでが“おもしろかった”と思えるもの。以下……。

 途中で脚本が大森美香だと気づいて(それまで気づかなかったことに)ガクゼン。ヒロインとの組み合わせでいえば、「ランチの女王」はあんなにおもしろかったのに。「ブザービート」でもまだ、おっ?と思わせるくだりがあったのに。気づいちゃったので最後まで見たけど、最終回の「ハムレット」絡みのキャストの豪華さにはウケたー。最後の虹でまた興ざめたけどな!

  • 「ハンマーセッション!」

 義務その1。若手はがんばってたし、ベテランもよかった。元凶は……主演か!? 最終回の屋上のシーン、フィリップがいない!?と思っていたら、アップのコメント部分だけあからさまに別撮り(笑)。舞台が忙しかったのね。

  • 「GOLD」

 意気込みは買う。ただし、その主張の極端さ、古くささにうんざり(あまりのことに半分ぐらい心を閉ざして見てたので、記憶があいまいですが、「女子の財布は見せるだけー」とかどういうことなんだろう!?)。主演の人はあまりのセリフの量に演技がすっかり舞台ふうに戻っちゃってたし、秘書の人はまたこれで女子人気を下げたに違いない。子供たち3人はフレッシュでよかったけど、くるくる変わるめちゃくちゃな役に振り回されてた感じ。この脚本家が好き勝手できるのももうそろそろ最後では(と思いたい)。

 最初だけ見て、パスして、途中から義務でざっと見た。結局、最後までダークなまま。ごめん、続編はもう、いいです。
 以下、「ハンチョウ3」「逃亡弁護士」「崖っぷちのエリー」「美丘」はリタイア。
 付け加えるなら、「ゲゲゲの女房」はおもしろかったです。終わっちゃって寂しいー。ただ、さすがに主演のふたり、老けなさ過ぎ。もうちょっと加工するか、年齢が上の役者を起用してもよかったはず。「もやしもん」も最後までおもしろかった。原作読んでないのでわからないけど、後半はあんまり菌の話じゃなくなって友情やら恋やらの話がメインになってたのがちょっと残念。