イナリ→ヘルシンキへ
イナリ満喫の日 - おでぶさん時々おしゃまさんの続きです。
19時頃、ホテルイナリで夕食を終えて、ホリディビレッジに向けて歩きだしました。
三脚はスーツケースの中なので、手持ちで夜空を撮ってみましたが、星は見えてもオーロラの姿はなし。
ちょうど他のお客さんへの対応でレセプションに人がいたため、改めて呼ぶよりいいかなとスーツケースを外へ。この状況で盗っ人が出没するとは思えないので、スーツケースはレセプション前に放置。事情を知らない別のスタッフが暗闇に潜む我々とスーツケースを見て驚いたように声を掛けてくれましたが、「空港への迎えを待ってます」と答えると、「ああそう〜」という感じで去っていきました。
宿泊棟のあたりに鍵のかかっていないトイレとシャワールームを発見! いざとなったらここで暖をとれば生き延びられる!
男女別で、かなりざっくりした造り。でも、暖房が効いていて助かりました。
残念ながら、星はチラチラ見えるものの、オーロラの出る兆しナシ。空港までの送迎バスが20時25分にレセプション前に来てくれる予定だったので、20時10分頃は待機していました。……待てどくらせど、約束の時間を過ぎてもバスが来る気配がありません。まさかバス停に出ないといけなかったのか、バス停にいなかったから置いていかれたのか!? 何度もメールを確認し、35分を過ぎたところで電話をかけましたが、誰も出ません。涙目が凍りつきそうになった20時40分、15分遅れで何てことなかったようにバス登場! ドライバーさんは頼りがいありげな女性でしたが、「よ!」みたいな感じで無言のまま当たり前のようにスーツケースを積み込み、名前チェックも何もなく、暗闇を走り出しました。
先客はヨーロッパ系の女性2人。テンション高めにはしゃいでいますが、ぐったりしていた我々はひと眠り。結局、遅れた理由は不明のまま。もしかしたら25分に車庫?を出て、他の客を拾ってからホリディビレッジに来る、いう段取りだったのかもしれません。今思えば15分遅れなんてたいしたことないんですが、他に交通手段はないし、寒いし、飛行機逃したら大変だし、もー、ハラハラドキドキでした。
予定の21時25分より早い20分に空港到着。ネットでチェックインは済みだし、22時55分のフライトなので、余裕です。
イヴァロから乗るのは初めてです。
クリスマスツリー。
きれい!
団体で混み合うカウンター。
手荷物検査。このレーンは開いてないワン!
22時15分、洋梨ジュースを買ってひと休み。
到着ロビーには何もなかった気がするのですが、出発ロビーには売店とカフェがありました。
カフェ。
謎の食べ物。
ちょっとおいしそう。
サンタさんの缶詰……ではなく、ムイックだから小魚かな?
なぜこんなところにサンタを置いた!?
地震で家具が転倒するのを防止する的?
連れて帰ってワン!
駆け込みでお土産を買う人も多いんでしょうねー。
ねー。
ちょっと変でカワイイけど、ぐっと我慢。
機内でこれを見かけたら仰天するだろうな〜。
歩いて飛行機へ。今回は国内移動の行きも帰りもしっかりした機体で安心感がありました。
さよなら、ラップランド! 未練がましく空を見上げていましたが、何も見えず。
ドリンクサービスはブルーベリージュースをチョイス。
日付変わって9日の0時25分。予定通り、ヘルシンキに到着しました。さすがに人けがありません。
なんかこういう映画、ありましたよね。子どもが大人になっちゃうみたいな。
0時40分。エアポートバスに滑り込み。車内はWi-Fiが使えました。マイナス10度ってラップランドより寒いですやん!
1時10分。約30分で中央駅到着。ホリディインはエアポートバス乗り場のすぐ横!というイメージだったのですが、すぐそこに見えてはいるものの、ちょっと距離があります。もうろうとしながらスーツケースを押してチェックイン。3泊するのですが、土曜、日曜、月曜、それぞれ朝御飯の時間が異なります。遠い目をしていたら、フロントのお姉さんがメモを書いてくれました。きーとす!
部屋はこんな感じ。
窓の向こうには新聞社のビルが見えました。
今回は部屋食はしませんでしたが、居心地のいい部屋でした。
テレビ。
ライティングデスク。
湯沸かしポット。
冷蔵庫。
スーツケース置き。そういえば、セーフティボックスが見当たりませんでした。
枕の硬さが選べるそうです。
部屋から入り口側を撮影。
クローゼットの上、高くて手が届きません!
バストイレ。
バスタブ付き!
タオル掛けも高すぎて一苦労。
久しぶりにお風呂に浸かって、午前3時過ぎ、就寝。長い1日でした。