クッキーハウス攻略メモ

Too2008-06-11

 やっと仕事が途切れました。しかし、300分ぐらいあるDVDを見る仕事が舞い込んだので、早くサンプル届かないかな〜。そんな余暇(?)を利用して、クッキーハウス顛末記をだらだらと綴りたいと思います。

 まず、青い食紅とフリーズドライの苺フレークを買ってきました。この青い食紅も失敗のひとつ。妙に高かった(300円ぐらい。通常は150円ぐらいで買える)んですが、「天然素材のほうがよかろう」と思って買ったのに、「60度以上で退色します」って意味ないじゃん!(後から気づいた)。赤と緑の食紅は家にありました(なぜか)。その他の材料は、バター入手不可だったので、製菓用マーガリンと粉、砂糖、卵など。

 クッキーハウスのキット。ハウス型は裏表両面使えるお利口さん。キャラクター型が2つ、ランダムにセットされています。うちはたぶん、パパとママ(あとから買い足したのではっきりしません)。ミイとスナ、なんて組み合わせもあったみたいです。

 日本語の説明書付き。それぞれのパーツは必要数が書いてありますが、すでに頭が混乱気味。ジンジャークッキーレシピも載っていますが、「ホットケーキシロップ100cc」という先制パンチが! ないよ、そんなの。メープルシロップとかモラセスとかハチミツとか言われれば、気合入れて買ってくる気にもなりますが、ホットケーキシロップはあまり使いたくないー。レシピの主な材料を挙げておくと、粉450g、砂糖200g、卵1個、バター125g。前に作ろうと思い立ったときは、「粉450g」にびびって止めたんでした。「お好みの市販のクッキー生地」でもいい、と書いてあるので、通常のクッキー生地を作りました(←これが過ちのもと!)。
 用意した生地は、基本が粉200g、砂糖80g、マーガリン80〜100g、卵1/2〜1個。赤の食紅と苺入り(屋根用)、青の食紅入り(壁用)、ジンジャークッキー(キャラ用)の三種類。この時点で、粉600gは使ってます。
 型抜きしながら、すでにイヤな予感がひしひしと押し寄せてきました。ハウスの窓の細い部分がぐにゃぐにゃになって崩壊してしまいます。冷蔵庫から出した直後の冷えた生地だと、もろもろになって伸びないし、型抜きしても崩れちゃうし、少し温まってきた生地はびろろーんと伸びて、型からきれいに抜けません。しかも、焼き上がったパーツはいびつに歪んでいます。それでも! 書いてあるとおり、カラメルでくっつければなんとかなる!と思ったんですが……。

 壁の生地(青)は色は飛ぶは、サクサク割れるはで、作り直し(この時点で、粉は800gに増えた)。マーガリンだと生地が柔らかくなりすぎるんじゃないか?と思って、秘蔵のバターを使って、硬めのジンジャークッキーを作り直したのに……。
 模様は、チョコペンを買っておけばよかったんですが、この時期、チョコよりアイシング(砂糖+卵白)のほうが固まりやすいんじゃないかと考えたのも間違いでした。アイシングが扱いづらいったら! それでも、みんなでわいわいと窓枠などの模様を書き、いよいよ、接着へ。
 壁部分の高さの違いにご注目! こんなに隙間があったんじゃ、くっつくわけがありません(笑)。接着剤には説明書通りカラメル(砂糖+水)を使ったのですが、隙間を埋めるにはもっとボリュームのあるものが必要! トゥーティッキ並のDIY精神に溢れたmteraさんは寿司飯を練り始めました! 待て、それはいいアイディアだけど、食欲をそそらないぞ!(←クッキーを食べる気でいる)。 同じ理由で、マッシュポテトとか粘土とかを土台にして自立させる、という案も却下(笑)。

 溶かしたマシュマロがいいんじゃないか!?と閃きました。ムーミンコレクションのなかから賞味期限の切れたニョロニョロマシュマロを発掘!(「ムーミンのほっぺ」マシュマロじゃないので、せいぜいが数カ月前のものですよ♪) 容赦なくレンジにかけて、どろどろに溶かします。白い塊が見えているのは、雪だと思ってください、雪!
 途中で、壁が1枚、破損。本当は6枚のところ、5枚で組み立てたので、ずいぶんスリムなハウスになりました。なお、内部にビアタンブラーの支え、周囲にリボンを使って、なんとかかんとか。
 執念で、食べられるクッキーハウスを作りましたが、その発想がそもそも大きな間違いだったんです。

 パッケージのムーミンハウス完成図。クッキー生地が歪まずに形通り焼き上がっています。これはたぶん、油分の少ない硬い生地なんだと推察(クッキーですらなくて、粘土なんではないか疑惑も浮上)。あと、あれです、クッキーハウスなんてものはクリスマス時期に作るものなんですよ! 暑くてじめじめした日本の夏に作るもんじゃあ、ない(笑)。生地は伸びるは、クッキーは湿気るは。このあと、がんばってみんなでクッキー食べました!


 キャラクタークッキーも一苦労。全部の型を使ってみようと思っていたのですが、フィンランド製のクッキーカッターはなぜかムーミンとスナを持っていないことが判明。

 スナを持ってきてもらって焼き足そうかと思いましたが、組み立ててで疲れ果てたので断念。この型は、モランとかママとか、細かい部分が少ない形のものはかなりきれいに焼けます。が、スティンキーの角(触覚? 耳?)や足、スニフなんかはもう大変! ニョロニョロも3体(3人?)つながった状態で焼くのはまず無理でした。
 一方、日本のムーミンベーカリー&カフェオリジナルの型はかなり優秀!
http://www.benelic.com/moomin_bc/goods/original/cookie_cut.html
 スナとニョロが行方不明だったんですが、大量のムーミンがさくさくと気持ちよく作れました。フィンランド製のクッキー型は今回はムーミンだけ使用(ハウスの横に立っている白眼ムーミン)。

 焼き上がったクッキー↓ 個々のアップを撮り忘れました。

 はあ。お目汚しな感じの画像が続いたので、最後にパッケージのママのアップ。手元に、すごーくいい加減なタッチで泡立て器が追加されているような気がします(笑)。

↓今回は使わなかったクッキースタンプとケーキ型。


↓我こそは!と思われた方は、ぜひクッキーハウスにチャレンジを!! ま、冬まで待ったほうがいいと思いますけどね(笑)。