フィンランドナイト２の２
ムーミンベーカリー＆カフェの第二回フィンランドナイト、13日は『moomin Cafe おもてなしごはん』（講談社）の出版記念パーティを兼ねていました。最初に担当編集の原田さんからムーミン愛溢れるご挨拶があり、続いて編集･ライターの大谷さんからフィンランド料理や内容説明のお話が。
我々がいつもお世話になっているムーミンカフェ店長さんからもご挨拶。司会進行のイケメンさんは前の店長だったかな？
そして、本の著者であり、いつも美味しいお料理でわたしたちを肥えさせておいて、ご自分は超スリムな松本料理長登場。ちょいとニヒルな美少年ふうに写ってしまったのはわたしの写真の腕がおかしいからです。ほんとは優しい笑顔がトレードマーク、みたいな感じの誠実そうな方です。今日の料理のポイントを説明してくれました。
さて、お料理はビュッフェ形式。どーん！ お皿もいつものカフェオリジナルではなく、イッタラのteemaとアラビアのオリゴなどが中心に使われています。左は、本にもレシピが載っているペルナリンプ（じゃがいも入りのパン。これが自宅で作れるようになるなんてすごい！）を使ったオープンサンド。
手前から、スモークサーモンとメロン、お米のサラダ、ビーツのサラダ、キュウリとセロリとディル（だったと思います。全種類食べたわけではないので、勘違いがあったらすみません）。ビーツは酸味が効いていて、ディルはさわやか、サーモンはとろけるような美味しさでした。
北欧料理の定番、ニシンの酢漬けも４種類！ フィンランドのホテルの朝御飯を思い出しますね〜。盛りつけも食べやすくてかわいい。カレー、プレーン、トマト、緑のはディルだったかな？
チーズとハムの盛り合わせ。ライ麦パンやカレリヤパイに乗せて食べるのもおすすめ、とのことでした。
パンもいろんな種類が。
温かいお料理コーナー。右からトナカイソーセージとポテト、今が旬のザリガニ（北海道産だったかな）のロースト、チキンとホワイトコーン。
白身魚？（ざっくりですみません）、牛タン、ヤンソンさんの誘惑。
もうすぐ土用の丑の日ということで、鰻、チキン（ターキーだったかも？）、魚介のスモーク。
いただきまーす！ 奥はトナカイのコンソメスープ。旨みがしっかりしていて美味しい！
カレリアパイがサーブされたのでお代り！ これだけ種類があるのに、どれも一捻りされた個性のある味付けで、どれも美味しかったです。ザリガニだけは、ローストの香ばしさは出ていたものの、せっかくのフレッシュな食材のジューシーさが失われてしまったのがちょっとだけ惜しいような気が……。
プチお料理教室はブルーベリーソースの作り方。温めたフライパンに生のブルーベリーを投入。なんと、トロミづけにはブルーベリージャムを使用、洋酒などを加えて、実がぶわっと膨らんだら出来上がり。コツは混ぜすぎないこと（実が潰れて水分が出てしまうので）。さらさらしていても冷めるととろみがつくそうです。詳しいレシピは本を見てね☆ でもすごく簡単そうでしたよ〜。
続いて、わざわざ北海道の牧場から取り寄せたというトナカイ肉（背中の部分だったかな）のローストを温めます。夏はトナカイが痩せる時期で、シーズンではないため、特別に卸してもらったそうで、「値段は言えません」とのこと。そんな貴重な食材が、スペシャルな調理で食べられるなんて！
フィンランディアウォッカ投入！ 本では入手困難なトナカイ肉の代わりに鹿肉を使ったレシピを紹介しています。フィンランディアウォッカがない場合はブランデーや赤ワインで代用してもいいそうです。
ファイヤー！
手際よく切り分けて、中のレア具合を見せてくれました。せっかくのシャッターチャンスを生かせない残念なカメラマンですみません。
お皿に取り分けて各テーブルへ。
もう楽しくなってしまったので、アルコールを頼んじゃいました。アルコールメニューもフィンランドナイト用の特別仕様。ラポニア プルオッカというリンゴンベリーのリキュールのソーダ割。甘酸っぱくて美味しかったです。添えられたディルの風味もさわやか！
おつまみ追加。鰻に牛タン、贅沢な美味しさです。
デザート。スーベニアカップがチラチラ見えたのですが、取りにいったときはこれしかなかったような。チーズケーキとりんごのケーキ、クリームとリンゴンベリーを添えて。
お待ちかね、ムーミン登場！
ひとりひとりにお土産のシナモンプッラを手渡ししてくれました。
この後、本の先行販売とサイン会も行われたのですが、写真を撮りそびれました。
ムーミンカフェ、スタンド、ムーミンショップで『moomin Cafe おもてなしごはん』を買うと非売品の看板BOOK型クリップがついてきます。立てて置くとカフェの看板ふう、クリップとして使うときは「Today's Menu」という文字が。本を開いてレシピを見ながら料理をするときに最適のアイテムです。
ちゃっかりとサインをいただきました。トナカイの角で作ったというハンコ付き！
翌日の朝ごはん、お土産のシナモンプッラ。レシピが変わって、前よりふんわりタイプに。前のもおいしかったけど、より万人受けする優しいおいしさになったかも。カルダモンもシナモンもちゃんと感じられるけど、強すぎなくて、スパイスが苦手な方でもこれならおいしくいただけると思います。
イベントの様子は最近とっても仕事が早い公式サイトさんにもすでにレポートがアップされています→ムーミンカフェ フィンランドナイトレポート！ - ムーミン公式サイト
ほかにweb媒体の取材も入っていたので、記事が公開されたらまたお知らせしますね。きちんと写真を撮っていらしたので、いい記事になるのではないかと期待しています。
↓本のことはまた明日詳しくご紹介しますが、オススメです！
今回のフィンランドナイトは予約開始から１時間で満席になってしまい、その後も予約の電話が鳴りやまなかったそうです。貴重なイベントに参加させていただき、ありがとうございました（参加できなかった皆さん、ごめんなさい）。まだ決定ではないと思いますが、次回のフィンランドナイトは秋、これまで１日１回、２日間でしたが、日数も回数も増やして、より多くの方が参加できる工夫をしてくださるそうです。いつものムーミンカフェも楽しいけれど、料理長が直々に腕を振るい、いつもとは違うスペシャルなメニューがいただける大人向けのフィンランドナイト、次回も期待しております！
→カフェ情報のチェックはこちらからどうぞ！ムーミンカフェ - ベネリック株式会社
