朝7時半、起床。今日は終日、ロヴァニエミにでかけます。寒波の予報が出ていたので、「ありったけの服を着ていけ!」とアドバイスがヤンネさんから。大丈夫なのか、私たち……。
8時から朝御飯。パプリカがあった! 昨夜のオーロラの話で朝から盛り上がります。
にゃんこ発見! ときどき母屋のほうから食堂に子どもたちも遊びに来ていましたが、写真は撮っていません。滞在中に姿をお見かけしたのは小学生ぐらいの女の子と男の子、ムーミンおむついっちょではいはいしてきた赤ちゃん、子どもたちのお母さん(ヤンネさんの妻)、迎えに来てくれたヤンネさんのお母さん(ミルカママではない)とお父さん。ヤンネさんが中心となって親子二世代でファームと宿の経営を切り盛りしているようでした。
9時ちょっと前。
少し空が赤くなってきました。
9時半、お父さんが車でバスまで送迎してくれました。お父さんもお母さんも英語はほとんど話さないのですが、身振り手振りで車の温度計を指すので、見てみると「マイナス38度!」。手ブレしてしまって、写真が撮れたときにはちょっと上がって−37.5度(笑)。車の温度計は極端に数字が出ることがありますが、ほんとに寒波が来ているもよう。文字どおり、ガクガクブルブル。
バス停まで車で10分ほど。バスは52分の予定だったのですが、なかなか来ません。途中、同じくサンタ村に向かう日本人ファミリーを乗せたヤンネさんの車とすれ違いました。ファームには大型車はないのか、送迎は1グループごとに別の車で行っているようでした(人数も荷物も少なければ相乗りもあると思います)。ファミリーは今日がチェックアウトで、駅かサンタ村までの送迎付き。わたしたちは節約のため、今日は路線バスで行きたいと伝えてありました。
あまりにも寒かったせいか、バスが来るまで車のなかで待たせてくれて、すっっっごく助かりました。サンタ村までは約1時間。乗り物に弱い相方は爆睡。わたしは移り変わる車窓からの美しい景色を堪能。
サンタクロースヴィレッジ到着。サンタパークという別施設もあるので、ご注意ください。ヴィレッジは入場無料で、サンタさんと写真を撮ることができます(会うだけなら無料ですが、自分のカメラでは撮影できず、トントゥさんに強制的に撮影され、写真の買い取りは有料です。断る勇気があれば無料です!)。パークは有料なので入ったことはないのですが、遊具やショーがあって、サンタさんにも会える(サンタさん分身の術!?)ようです。
停留所は道を渡って反対側。どうやら地下通路があったようなのですが、発見できなかったので、道を横断しました。
帰りはロヴァニエミに向かうので、また道を渡らなきゃいけないのかと思いましたが、サンタ村前に停留所がありました。目印は秋にも見かけたこの御方。
ちなみに2012年10月15日にサンタ村を訪れたときの記録→サンタさんがオーロラを見せてくれた日!(フィンランド6日目) - おでぶさん時々おしゃまさん 「サンタ村のことは後日改めて」とか書いたまま放置したみたいですみません。そのときは1日、サンタ村を楽しんだのですが、オンシーズンではなかったため、改装&休業中のショップが多く、雪景色も見られなかったので、また冬に訪れたい!と思っていたのです。クリスマスシーズンは終わったばかりですけどねー。
正面。入ってすぐのインフォメーションで日本人ファミリーにばったり再会(笑)。この後、イッタラで会い、マリメッコで会い、レストランで会い、極めつけはロヴァニエミのスーパーでもお会いしたのですが、以後割愛。でも、思ったほど日本人観光客は多くない気がしました。むしろ、中国や韓国など、日本以外のアジア圏の方が多かったような。インフォメーションでバスの時間や乗り場などを聞いておこうと思ったのですが、後から気づいたら、北極圏を越えた証明書を発行しているため、すごく混んでいて断念(証明書は有料だったと思います)。サンタさんに会うのも整理券発行で1時間待ちと聞いたので断念。秋はガラガラだったのにな〜。雪があるときのほうが気分は出ますが、移動や防寒もいちいち大変なので、身軽に楽しみたい方はあえてオフシーズンに訪れるのも手です。
巨大雪だるま! どうやって作ったんだろう?
温度計。何度見ても22度のままだったので、ちょっとあやしい。もっと下がっていた気もするのですが。
北極圏を示す線。写真いっぱい撮ろうとミラーレス一眼を背負ってきたのですが、寒すぎて取り出す気になれず。
ラップランドならではのお土産ものがたくさん並んでいるのですが、前にも見たので、とりあえずイッタラアウトレットへ(笑)。まだ割れ物を買いたくはないのですが、ヘルシンキのアラビアセンターはアウトレットの取り扱いがなくなってしまったらしいので、念のため。2枚組コレクションプレート30ユーロちょいになっていましたが、持っているものだったので何も買わず。
以前は離れた位置にあったマリメッコアウトレットが一等地に移動していました。このときはヘルシンキのファクトリーアウトレットに行くつもりはなかったので、しっかり試着してしっかり購入。
有料のトナカイ橇も大人気。
やっぱり雪があるときのほうが雰囲気が出ますね〜。
コタでサーモンを食べるつもりだったのですが、いい雰囲気のレストランがあったので、入ることに。
お昼ちょっと前で、すいていてラッキー。
グロッギ発見! ククサで出てきてうれしい! ただし、このレストランは雰囲気のわりにアルコールの取り扱いなし。これもノンアルコールタイプです。
ちゃんとしたレストランですが、お値段はそんなには高くない(レシート確認して料金追記しますね)。量が心配なので、前菜は飛ばして各自メインのみ。わたしは伝統的なトナカイシチューとポテト、リンゴンベリーとピクルス添え。
相方はサーモンと野菜のソテー、ミックスサラダ添え。お腹いっぱい!
街でゆっくりする時間を確保するため、ささっとポストオフィスへ。宛て名シールを忘れてきちゃったので、住所を記憶している実家と弟、自分にだけハガキを出しました。
さよなら、サンタさん〜。
次のバスは13時50分。10分ほど待って、約30分で街へ。観光客が多く利用するため、英語も通じるし、わかりやすいです。サンタパーク、空港、電車の駅、シティセンター、長距離バス駅などに停まるバスだったので、シティセンターで降りることに。ちょうど行きたいと思っていたスーパーの近くでした。で、アルコで無事にフィンランディアウォッカとアルコール入りグロッギの仕入れ完了(重かった! けど、すごくおいしかったので、買ったかいがありました)。寒すぎたのか、まーったく写真が残っていません。ロヴァニエミの街について最初に撮った写真がこれ(笑)。
スーパーを出て、街の中心、サンポセンターのほうへ。−27度。そんなには冷え込んでないのね?
クリスマスマーケットの名残り。
お香などを扱うお店で、サウナ用のアロマオイルを購入。ちょっと高かったけど、いい香り〜。サウナストーンにかける水に混ぜるだけでなく、オイルポットでも使えるよ、とのこと。
早めに街に来たかった理由のひとつが、前にすごく楽しかった常設フリマみたいなお店。いかにも早く閉まっちゃいそうなお店なので、夕方までに行っておきかたったのです。とはいえ、店名も住所もわからず、完全に記憶頼み(笑)。不安な気持ちを抱えつつ、記憶をたどって、寒空をうろうろ。もしかして、もうなくなっちゃった!?と思ったとき、お店を発見!
お高めのものはショーケースに入っているのですが、ごちゃごちゃしたなかから掘り出し物を探すのが楽しいんですよね〜。ムーミン関連はあまりレアものはありませんでしたが、価格も相場よりかなり安いです。
帰りもバス停まで迎えに来てもらうため、時間を決めてありました。乗り場がわからなかったので、またサンポセンターに戻り、スーパーに寄って、夕飯の仕入れ。
バタバタとバスステーションまで行って、ぎりぎりでバスに乗り込み。
バスのなかの温度計、ぐんぐん下がっていきます。
17時20分にバスに乗って、約1時間でファーム最寄りのラウダンヨキに到着。迎えの車が見えなかったので凍死する〜〜〜と思いましたが、ちゃんと向かい側で待っていてくれました。続く。