ブックオフ

Too2008-01-29

 昨日、買い物ついでに久しぶりにブックオフに寄りました。帰宅後、RSSリーダーでブログ更新をチェックすると、ともじろうさんち(http://d.hatena.ne.jp/dongurinoki7/20080128/1201503921#tb)にブックオフ話が!  いま、105円セール開催中みたいで、買おうかどうか迷ってひとまず止めた↓を、ともじろうさんは購入なさっていたことが判明(笑)。

生協の白石さん

生協の白石さん

 実は朝から、文庫化された↓が欲しくて
燃えるスカートの少女 (角川文庫)

燃えるスカートの少女 (角川文庫)

 ネットショップに注文寸前だったんですが、送料かかるしなー、他にほしいものが出てくるまで待つかーって思っていたところだったんです。ブックオク価格350円☆ ラッキー!
 ついでに、いつかUSEDで買うさ、と思って保留にしていた↓
魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

 ハウル2冊も発見! 約半額の850円×2。ダイアナ・ウィン・ジョーンズハウルとすごく子供向けっぽいの以外、全部持ってます。特に好きなのは……
九年目の魔法 (創元推理文庫)

九年目の魔法 (創元推理文庫)

わたしが幽霊だった時 (創元推理文庫)

わたしが幽霊だった時 (創元推理文庫)

 ↑と、↓のシリーズ。
ダークホルムの闇の君 (創元推理文庫)

ダークホルムの闇の君 (創元推理文庫)

 おっと、検索してたら新刊が出てるの発見しちゃったよー。
魔法!魔法!魔法!―ダイアナ・ウィン・ジョーンズ短編集

魔法!魔法!魔法!―ダイアナ・ウィン・ジョーンズ短編集

 もう一冊は105円のなかからセレクト。鷺沢萌の訳者後書きがおもしろそうだったんで。でも、後から紹介文読んだら、だめんず話っぽい。とりあえず、昨夜、ハウルの1冊めを2/3ぐらい読みました。思ったよりドタバタじゃなくておもしろい。宮崎アニメ版は先に見てるんですが、いまのところ大きな違和感はないです。っていうか、アニメの不要なシーン(飛行機とか戦闘シーン)がない分、すっきりしてていい感じ。
 ↓こちらも買うタイミングを考えている原作コミックス。現物を見ては、重さにたじろいでいるので、適当なタイミングでネットで買うつもりです。これはブックオフで巡り合うことなさそうですし。

 ↓岸田今日子さんの新刊(遺作)。おもしろそうなんですが、ちょっと思案中。

 ついでに最近読んでおもしろかったもの。
捜査官ケイト過去からの挨拶 (集英社文庫 キ 9-12)

捜査官ケイト過去からの挨拶 (集英社文庫 キ 9-12)

 ローリー・キングも全部持ってます。待望の新刊。なんと『シャーロック・ホームズの愛弟子』シリーズとリンクする、シャーロッキアン殺人事件! パスティーシュ短編も丸ごと収録。満足度高かったです。
また会う日まで 下

また会う日まで 下

 基本はトーベ・ヤンソンのようなミニマムな文体が好きなんですが、ダイアナ・ウィン・ジョーンズとかジョン・アーヴィングの雄弁さも大好き。『また会う日まで』はやや評判が割れてたので、この分厚くて高い本を上下で買うのはちょっとためらったんですが、いやーーー、おもしろかった! 母子が父を追って旅する場面では北欧、フィンランドも登場。宿泊先はホテル・トルニ!!
犬身

犬身

 日本の作家のなかではいちばん好き☆ デビュー当時はトーベさん同様、純度の高いソリッドな文章を書く方でしたが、『親指P』あたりからはストーリーテラーとしての才能も発揮。どっちも優れているのがすごいと思う。『犬身』もたたみかけるような展開で、おもわず一気読み。10月に出たのですが、すでに再読。
 こうして見ると、寡作な作家さんの新作が立て続けに出ていて、この冬は幸せな年だったのかも。トーベさんの新作はもう読むことができないのが残念ですが、まだ翻訳されていない作品はありそうなので、期待したいですねー。