KitKatビター

　こんなにチョコレートを愛しているのに、今年は忙しくてバレンタインどころではありませんでした。ミドルクラスな洋菓子屋さんの焼きチョコケーキは食べたけど、満たされないこの思い。相方も超多忙なので、頼んでもロクなもの買ってきそうにないし。パッケージにばかりお金がかかっているバレンタイン仕様の品に手を出しても仕方がないし。今は世間（＆仕事）が平常モードになったらゆっくりピエール・マルコリーニ銀座カフェでパフェを食べることだけを夢想して、自分をなだめたいと思います。
　で、画像はキットカットの期間限定ビターバージョン。カカオ分62％のベルギー産チョコ使用。しかし、思うんですが、ベルギーってカカオ自体を生産している国じゃないですよね。選りすぐったものを輸入して優れた精製技術で加工しているんでしょうけど、エクアドル産とかベネズエラ産とかが正しい表記のような。あ、ビターはさっぱりしていて、食べ飽きない味。おいしかったけど、特徴は特になし。
　隣に写っているのは、今年唯一女性（といってもムーミンカフェの店長）からいただいたハート型のチョコ。久しぶりにフツーのミルクチョコレートを食べたら、甘くて癒されました。ミルクチョコって国産のスタンダードなものがいちばんおいしく感じます。
　昔、デメル名物、猫の舌をかたどったチョコを「ミルクが好きだったよねっ」と念押し付きでいただいたことがあります。「誰と間違えてんだよ？」とは言えず、喜んでいただきました。甘かったです。ビター好きです、ほんとは。ついでに言うと、生チョコ、パヴェ系がいちばん好きです。