Rainy Day Bookstore & Cafe

　先週金曜日、ずっと続いていた雨がやんだので、すべりこみセーフ！でRainy Day Bookstore & Cafeのフィンランドフェア最終日に行ってきました。
　駅からすごーーく遠いのがわかっていたので、二の足を踏んでいたのです。しかも、そういう催しがあると知ったのは、すぐ近くのバスク料理屋さんローヴリューに行った翌日とかで、早く知っていれば!!と悔しかったせいもありました。
　さて。フェアはもう終ってしまったので、単なる感想メモですが、店内は4/5ぐらいがカフェ、5/1ぐらいが本屋さんになっていて、『SWITCH』のバックナンバーや関連本、絵本などがぎっしり。『coyote』のフィンランド特集にちなんだスペースには、トーヴェ・ヤンソンを中心に、リンドグレーンなどの北欧作家の書籍が置かれていました。すでにめぼしいものは売り切れてしまった態ではありましたが、ムーミン絵本の原語版をはじめ、なかなかの品ぞろえ。トーヴェ・ヤンソン研究本など、見たこともない本も多かったものの、絶対読めそうもないので、断念。
　フードのほうはしっかり、食べました。といっても、ランチ終了ぎりぎりの時間で、お腹もペコペコだったので、ついついフツーのランチを頼んでしまい、連れから「どこがフィンランドなの？」とツッコまれる始末（笑）。挽き肉と高菜の三色どんぶり、おいしかったですよ、ええ。和風でしたけどね。ドリンクとサラダとスープがついて1000円。サラダが単なる生野菜じゃなくて、キャラウェイ風味のコールスローふうだったのがポイント高し。連れはフィンランドどころか、「南インドふう　ひよこ豆カレー」でした（笑）。
　ひととおりがっつり食べた後で、デザートメニューをもらうと、「★印は期間限定フィンランドメニュー」の文字が。チェリーチーズパイ（だったと思う）は品切れだったので、「プッラ」350円（だったと思う）と「リュバーブのホロホロ　バニラアイス乗せ」750円（同）をオーダー。小さな鉄鍋にリュバーブ(ジャムかプリザーブ)を敷き、オートミールクッキーのクランチをかけて焼き、バニラアイスをトッピングしたもの。これが、うまいは、かわいいは♪ 『coyote』にもレシピが載っていますが、なぜかリュバーブの分量が抜け落ちています。穫れただけってこと!? オートミールはホロホロというよりザクザクだと思いましたが、甘さと酸味のバランスがちょうどよかったです。プッラはさっくりふわふわでしたが、プッラ(シナモンロール)という名前のとおりシナモンが勝っていて、カルダモン風味がほとんどしなかったのが惜しいなぁ。他に、「ムーミン型　フィンランドクリスマスクッキー」（テイクアウト可）ってのもありましたが、500円は高い気がしたのでやめておきました。