スナフキン編+エル・デコ

Too2012-07-07

 ムーミンベーカリー&カフェ@ラクーアではスナフキンフェア開催中。7月24〜27日のよる19時頃から(注:店頭のポスターだと「土日は18時〜になってます。確実にスナに会いたい方は直接確認してください!)、スナフキンが遊びに来てくれるそーです。詳細は→ベネリック株式会社
 今回、ミイのうちわ&ラテ目当てならソラマチムーミンハウスカフェに行ってもよかったのですが、スナフキンも気になったので、ラクーアにしました。月替わり企画、個人的には効果絶大(笑)! スナフキンの抹茶シルエットラテはアイスとホットがあります。

 風邪っぴきだったので分けてもらうのは遠慮しましたが、甘かったらしいです。

 スナフキンのデザートプレート〜トロピカルフルーツ添え(1000円)。パパのデザート(ガトーショコラ)のときはラテとセットで1000円だったので、グレードアップです。シェアできる人数で行ってよかったー。 

 そそり立ってる緑色のはスナフキンの帽子を表現した抹茶クレープ。中には生クリームがぎっしり。スナフキンのマドレーヌ(プレーン)、バニラアイス、フルーツ、真ん中のベリーソースが大好評でした。

 ついでに、ベーカリーでテイクアウトもできるスナフキンのパン。「スナフキンの帽子」をイートインでシェアしました。はっ、すみません、背後にどなたか別席のお客さんが写っちゃってますね! ご本人が見てもわからない程度だと思うので、このまま乗せちゃいますが、ちょっとホラーですみません〜。

 ほうれん草のトルティーヤでサーモンとクリームチーズを巻いたラップサンド的なもの。トルティーヤから香り立つ草の匂いに一同騒然(笑)。具といっしょに食べてみると、味はそんなに強くないので、おいしくいただくことができました。

 ベーカリーに並ぶスナフキンのパンたち。「スナフキンの帽子」のみ、冷蔵コーナーにありました。

 キャラクターパンの種類も豊富になったような? カフェオリジナルの日本製の型ができて、小さめのパンが焼けるようになったからかもしれません。この型のパンを使ったサンドイッチ類も登場してましたよー。

 テイクアウトして翌日の朝食に。

 ブリオッシュはこれまでいちばん崩れにくくて(見た目の)完成度、高し! 帽子部分はメロン風味のクッキー生地で、個人的にはメロンパンが苦手なのでママのブリオッシュのほうが好みでした。フォカッチャはバジルの香りがかなり強め。朝食よりもワインのつまみによさそう!

 スナフキンクイズに答えるとシールがもらえます。回答用紙とペンは入り口に置いてありました。クイズの難易度がすっごく高いんじゃないかと警戒してたんですが、難しいのはそっちじゃなかった! 「スナフキンの絵をかいてみてください」と「ムーミンカフェのベストスマイマスタッフは??」って我々ですらスタッフの名前は把握してないよー(笑)!

 がんばって絵を描きました。さて、ここでクイズ。わたしが描いたのはどれでしょう!? ちなみになんとなく描いた本人に雰囲気が似てておもしろかったです。 

 ショップにもスナグッズ集合コーナーが!

 同行のムー友さんがTwitterでも呟いてくれていましたが、今回食べたのはこんな感じ。スモークサーモンのサラダ、ディルソース。

 ニョロニョロ大根!

 白夜プレート。ホワイトソース→白→白夜ってことみたいです。

 飲んべえが混じってたので、特にムーミンらしさは感じられないソーセージ盛り合わせを珍しく注文。全体に味が濃くて、ビールに合いそうな感じでした。

 日替わりキャラクタープレートはムーミンとニョロニョロのカレー。カレーはそんなに甘すぎず、普通においしかったです。うーん、ミネストローネはハウスカフェのほうがおいしい〜。時間帯にもよるのかもしれませんが(昼はちょうどよくて、夜は煮込みすぎになる、とか?)

スナフキンの渋めトート。

↓「ELLE DECO (エル・デコ) 」8月号、もう届きました。森下圭子さんによる「ムーミンが生まれた、秘密のアトリエを訪ねて。」、すごいです! 映像作家のカネルヴァ・セーデルストロムさん取材に基づく記事は、本当に“知られざる”エピソード満載で読みごたえがありました。ムーミンというよりトーベ・ヤンソンという作家に興味がある方、必読。貴重なトーベさん(&トゥーリッキ)込みのアトリエ、トゥーリッキの部屋の写真も多数掲載されています。旧来のイメージだとトーベ・ヤンソンは“生涯独身でひとり孤独に島で創作を続けた孤高の作家”てな感じでしたが、実際はトゥーリッキ・ピエティラというパートナー(ムーミン公式サイトのバイヤー日記ではいまだに“友人”扱いですが、「エル・デコ」ではパートナーと表記)と旅をし、映画を楽しみ、ご飯を作り、興が乗れば踊り、人生を謳歌していた−−。そういうところからムーミンムーミン以外の作品が生まれてきた、ということが伝わる、素晴らしい記事でした。森下さん、この感じで1冊、書いてくださらないかな〜! 作家の背景と作品は切り離して考えたいとは思うのですが、トーベに関していうと、先も書いたようにイメージが捏造されているのとやたらと親子関係ばかりが語られるのが解せないんですよねー。なので、こういう記事が読みたかった!と思いました。あと、これを機に、トーベとトゥーリッキが撮影したフィルムをセーデルストロムさんが編集した映画、限定上映でいいから日本で公開してくれないかなー!!  と、わたしは大満足ですが、作品としてのムーミンだけが好きで作家にはまったく興味がないという方には強いておすすめはいたしません。逆に、ムーミンというより北欧デザイン全般がお好きだったら、ぜひ! 北欧特集全体はかなり濃い充実した内容になってます。