サーリセルカに移動
10月12日(金)、バスで約1時間半、イナリからサーリセルカへの移動日。
バスは1日4本で、朝7時15分の次は11時05分。事前に調べたところによると7時を逃すと乗り換なしで最短で行けるのは12時10分。むーん。確か前回も7時台は無理で、昼までダラダラしてたんだっけ。が、インフォメーションでは11時のも要乗り換えとは言ってなかったので、11時に乗ることにして、ゆっくりと就寝。
朝8時40分起床。1時間ぐらいかけてのんびり朝御飯。遅めの時間だったので、レストランも混んでて、パンの種類が増えていました。小さめのドーナツみたいなのがシュードーナツ風の生地でふわふわもちもちでおいしかった! 右側のがりんごのクランブルケーキ、左のは甘いペースト入り。今回、4カ所のホテルに2〜4泊したのですが、だいたい朝のメニューは同じ。ソーセージかミートボールが交互に出るところが多かったです。
朝から写真を撮ってまわろうと思っていたのに、あいにくの雨。30分ほどスーパーを冷やかしてガムなどを購入。
11時5分のバスはホテルではなくスーパーの側に停まると言われていたのですが、運転手さんが休憩のためにホテル側にバスを横付けしたところをキャッチ! スーツケースを収納スペースに積み込んでもらいました。が、運転手さんが何やら「チェンジ チェンジ」言ってる。どうやら30分ぐらい乗ったところで乗り換えないとダメらしい。
このバスはイヴゥロ市街(バスターミナル?)行きで、こんな建物の横で降ろされました。親切な運転手さんがバスの時刻表にマルをつけて渡してくれて、次のバスはなんと40分後であることが判明。
前回乗ったときは乗り換えではなかったのですが、ここで休憩を挟んだので、あまり不安を覚えることもなく、ターミナル併設のカフェで一息。
コーヒーとムーミンジュースを購入。ちなみにトイレは有料でした(バスにもトイレはついてます。が、手洗いの水の出し方がわからない!)
目的地サーリセルカまでのチケットを買ってあったので、スムーズに乗り継ぎ成功。バス代は2人で30ユーロ。
バスの車窓から。しっかり雨です。
約30分ほど走って、12時45分頃、サーリセルカ到着。この写真のホテルは前に泊まったリエコンリンナ(&手前に写っているのが長距離バス)。イナリ→サーリセルカのバスはリエコンリンナ前にも停まるのですが、サーリセルカ→ロヴァニエミのバスはトゥントゥリ前まで行かないといけない(あと、ホリディイン前にも停まると思います)ので、今回はトゥントゥリを選択。
が、サンタズホテルトゥントゥリには建物がいくつもあってですねー、これがフロントとレストランのある旧館(翌日の画像なので光が変ですが)。
こっちが今回泊まった新館。かなり豪華でしたが、オフシーズンなので、正面玄関は開いておらず、1階のロビーも真っ暗。
泊まった部屋から見た風景。右手の茶色い建物が本館、正面の白いのがアパートメントタイプの部屋だと思います。ほんとは山に近い白い建物に泊まりたかったんですが、2泊だったので通常の客室のスーペリア(プライベートサウナ付き)にしました。
ホテルの客室はこの旅でいちばん立派でテンションアップ↑ ホテルの様子はまた改めてアップしますが、とりあえずベッドはこんな感じ。これじゃわからないと思うけど、ツインのベッドとベッドがこれだけ開いてるだけでも広さが伝わる(笑)? 枕にはマリアンネ(キャンディー)がひとつ、置いてありました。
13時前。ガイドブックに書いてあったオシャレカフェのランチを目指します。日は休みだし、夕方6時でクローズらしいので、今日がチャンス! 前回は12時台のバスで移動してサーリセルカに着いたのが2時前、お腹ペコペコでホテルでカップうどん食べるはめになっちゃったけど、今回の目標のひとつは「できるだけ外食!」ですから。
サーリセルカは1時間もあればぐるっとまわれる小さい町。といってもイナリとは違って大きなホテルも多く、特に日本の旅行代理店が冬季はサービスデスクを置くほど、日本人に人気の高いオーロラリゾートの拠点です。
前回は夜の雪道でけっこう時間がかかったのですが、同じ道を通って、ホテルから町の中心部へ。道中は特にショップもなく、ホテルの別館やコテージなどが並んでいます。雪道じゃなくてもやっぱり20分ぐらいはかかりました。
大きな建物は2つ。インフォメーションや土産物店が入っているショッピングモール、シウラ。前回は遅めの時間でほとんど閉まってたので、ゆっくり見たいのですが、ひとまずスルー。
目指すはスーパー、クーッケリ。
「まいにちオープン」の文字に癒される、巨大スーパー。某ガイドブックによれば、ここの2階にインテリアや食器をフィンランドデザインで統一したカフェで出来たというのですが、前回の印象から言ってとても信じられない……。
やっぱないじゃん! 出入り口が何カ所かあって、正面から入ると、そこがすでに2階。よくわからなくてぐるぐるまわっちゃったんですが、どう考えても、ない。ガイドブックはホテルに置いてきたので、クーッケリじゃなくてシウラの記憶違いじゃない?という疑惑が濃厚だったんですが、雨足が強まり、シウラに移動するのもめんどくさい状況。
14時。クーッケリのカフェ?食堂?でご飯を食べることに。ここは前回、オーロラ観測の前に立ち寄ってサーモングリルを食べました。ラフな雰囲気でくつろげるし、料理も悪くはないです。が、日本人の感覚で、ココをオシャレとは絶対言わないだろう(笑)!
パンは厨房で焼いているそうで、テイクアウトも可能。先に料理を盛りつけてもらって、そのあと、会計をするカフェテリア形式(IKEAもそんな感じですね)なんですが、どのタイミングでパンを取ったらいいか、わからないんだよー。あと、料理はひとつ選ぶのか盛り合わせられるのかも不明。わたしはサーモンスープ。ベリージュースが恐ろしく薄かった!
相方はミートボール。まさにIKEAな気分。サラダはホールのほうにあって、セルフサービス。ドリンクはカウンターにあります。
ペーパーナプキンだけはオシャレ! ちなみにランチはひとり10ユーロ前後。
ランチを終えて、町を散策。フィンランドデザインが揃うショップ、デザインセンターへ。「いらっしゃいませ!」と流暢な日本語で迎えられ、店内も日本人がいっぱい。まだ荷物を増やしたくないので、見るだけ〜でしたが、アアリッカのリフレクターはここがいちばん安かった。7.8ユーロとかで、高い?と思ったんだけど、他はどこも10.5ユーロぐらいでした。
同じ建物右側のクラフトショップ。
相方はここで木のショット用のコップを購入。今回、比較的現金を使うことが多かったのであまり検証できていませんが、ほぼどこでも(タクシーでもバスでもコンビニでも)カードが使えるフィンランドで、ここだけはカードNGでした。いっしょに写ってるのはクーッケリのアルコ(強い酒専門店)で買ったコスケンコルバの小瓶。
シウラ外観。まぁ、ここもオシャレとは言い難い(笑)。
1階?半地下?の右手の大きな土産物屋さんにいた犬。犬とおばちゃんにもてなされてついついお土産購入。トナカイのフ◎を模したサルミアッキの試食を勧められましたが、丁重に断りました。
シウラ内部はまた明日ご紹介するとして、この日は雨が特にひどく、予定していた国立公園の散歩はとても無理。他に特に見るべきところもないので、またクーッケリに戻りました。
入り口付近は普通に生鮮食品を売ってます。
さっきのペパナプはイヴァナヘルシンキでした。日用品の種類も豊富。
奥に進むと衣料品やいやげ土産物、ムーミングッズもいろいろ。しかし、この店はディスプレイの整頓とか商品管理とかをどう考えているのか(笑)!
こんなふうに並んでるとTシャツがバッタもんに見えます(笑)。しかし、価格は特に安くないので、あまりスパークせず。
ライトアップされてちょいとオシャレ度がアップしたシウラ。
とにかくこの日はずっと雨。のんびりプライベートサウナにでも入るか〜ってことで、部屋食に。買ってきたのはこんな感じ。
サンドイッチを作りました。朝食のパンが再登場しているのは見逃してください(笑)。食べきれなかったものを持ち帰らせてもらうことはあるけど、持ち帰り目的で多めに取ったりはしてませんので! 今回みたいにサンドイッチ用のパンなんかもスーパーで買ってるんですが、とにかく量が多いのがネックなんですよねー。
サウナから出ても雨がやむ気配なし。オーロラは諦めて22時半には就寝しました。