6月16日(2)、ムーミンウェディング出発!

Too2014-07-12

フィンエアーの[ムーミンウェディングキャンペーン]の様子を綴っています※ 
 ランチの後、部屋に戻って、式の服に着替えました。
 悩みに悩んで選んだ服はマリメッコのパウラという柄のワンピースとトップス(+黒パンツ)。ふたりとも白いドレスを着たくはないということで意見が一致したので、マリメッコであれこれ試着してみた結果、それぞれに似合うデザインが見えてきて、「白ベース、紅白でおめでたい感じで日本の国旗っぽくもある、若作りすぎず多少はフォーマル感がある」ということで、パウラの赤×黒に決定。私は36がジャストサイズだったのですが、ぴったりすぎて危険な気がしたので、CPさんにお願いして日本には在庫のなかった38をフィンランドから送っていただきました。
 気温がわからなかったので、下に黒のヒートテック的な長袖インナーと、白いはおりものを用意。さらに移動のときに着るためのライナー付きのトレンチコートも持っていきました。
↓文章ばかり続くので、ミイ子さん再登場!

※追記。通常の申し込みではヘア&メイクはオプションのようです。
 通常は新郎新婦がいっしょにメイクルームに行って、新郎は早く終れば先に部屋に戻っているのかもしれませんが、今回は3組同時なので、新郎2人、新婦2人、新婦2人の順にスケジュールが組まれていました。私たちは新婦2人セットで、いちばん最後。朝の打ち合わせのときに時間と場所を記した紙をもらいました。
 ドレスの場合はかぶりではなく、後ろファスナーが多いと思うので、ヘアメイクの間は楽な格好で行き、直前に部屋で自分たちで着替えてください、とのこと。うちはヘアメイク後ではブラウスが着られないのと、ドレスほど苦しい服ではないので、着替えてからメイクに向かいました。
 ナーンタリスパホテルのうりのひとつは、エステやボディトリートメント。空き時間にお願いしようかと思っていたのですが、慣れないことをして逆効果になっては大変なのと、時間もそんなになかったので、受けませんでした。メイクルームはトリートメント施設やスパの入り口あたり(1階にあたるP階。フロント並びですが、フロントの表記はA階)にあります。
 受付で名前を告げて、しばしウェイティング。メイクの様子も撮れるかな?とカメラを持っていったのですが、そんな余裕はありませんでした。
↓百合発見(笑)! どすっぴん!ではなく、実はベースメイクをしています。経験者の方から、ベースメイクが薄かった、何か化粧水みたいなものとパウダーぐらいだったような?と聞いたので、毛穴消しとクリームファンデーションを塗っていき、「ファンデーションは使ってます!」と伝えました。が、「少し手を入れてもいい?」的なことを言われ、クリーム状のものをさらに塗ってくれました。……年齢と乾燥だと思いますが、式の終わりにはほうれい線がひび割れていました(汗)。言葉(英語でも)ができるなら、すっぴんで行き、ベースが物足りなければ、「もっと濃く」とか「ファンデーション厚めに」とかお願いするといいと思います。

「見本写真を持っていくといい」とも教わったのですが、見本にしたいような例もなく、フィンランド風のヘアメイクで別人に変身!というのもおもしろいかと思い、手ぶらで向かいました。先輩はイメージ写真を持参し、担当者が一所懸命、写真の色と同じような口紅を選んでくれたものの、仕上がりはまったく別ものだったそうです(汗)。ふたり並んで椅子に座り、見本写真はないと伝えると、「どんなふうにしたい?」と聞かれたので、「ナチュラルに」とお願いしました(今、思うと、フィンランドのメイクはダークっぽいので、「キュート」とか「ラブリー」とか言っておいてもよかったのかも)。
「アイメイクに気合が入っている」と聞いていたとおり、まず目の周りがどんどん黒っぽくなっていきます(笑)。アイシャドウの色の好みは聞かれませんでした。私はグレイ系、相方はパープル系かな。口紅の色は「何系がいい?」と聞かれたので、「赤」と答え、メイクパレットから色を選ばせてもらいました。といっても、パレットの色と実際に塗ってみた色って違うし、よくわからないので、適当です。メイク直しのこともあるので、リップは持参したほうがいいのではないかと思います。
 だいたい仕上がったところで、「こんな感じ? もっと濃いめにする?」というようなことを聞かれたので、アイメイクをもう少し濃くしてもらいました。
 が、正確なタイミングは忘れましたが、メイク途中にいきなり取材チームが登場! そしたら、メイクのお姉さんがまた目の周りに何かを塗り始め、どんどん濃くなっていくアイメイク……。取材チームは「フィンエアー機内誌のために写真と動画を撮ってもいい?」と言っています。なぜ機内誌に動画が??? クエスチョンマークが頭をよぎりましたが、You Tube用だったようです。そこから予想外の現地取材ラッシュが始まりました。ちょっと順序はあやしいのですが、メイクが終ったところで、さきほどの待合スペースでビジネス誌のインタビュー&撮影。15時からのヘアドレッシング予約までに時間が少しあったので、部屋に戻ったところに電話があり、フィンエアーYou Tube用の撮影ということで、先ほどとは別の担当者とご挨拶をして、通路(2階に当たる位置にあるような気がするけど、表記は1階)で撮影。
↓こっ恥ずかしいのですが、リンクを貼っておきます(照)。だはははっと笑っているのが通路です。

 この並びにブティックや朝食レストラン、髪をセットしてもらうヘアーサロンがあります。
↓花冠。もっとちゃんと写真を撮っておけばよかった〜。ペアの服だけではウェディングっぽさと主賓らしさに欠けるのでは?ということで、花冠をかぶることにして、事前にオーダーしてありました。マリメッコ服だとティアラやベールは似合いませんし。

 ムーミンウェディングプランにはベーシックなブーケとブートニアがセットでついてきます。別途オーダーするとブーケが60ユーロ、ブートニアが5ユーロ(男性用、安い〜。花の数に比例しているわけですが)で、花冠は2つで70ユーロ。ふたりでブーケを持って花冠をかぶると追加料金130ユーロですが、もしブーケが不要なら、花冠2つをホテル側で用意します!とのご提案。ありがたくお受けすることにして、頭のサイズも伝え、花冠をお願いしてありました。生のお花なので、しおれないよう、直前に届くとのことで、花冠をかぶる前提で、ヘアセットをしてもらいました。
 その間もインタビューが続きます。それでなくてもおぼつかない英語力、式への緊張と髪をいじられながらという状況も加わって、まともに答えられなかったので、通訳できる方に立ち会っていただきました。余計なお仕事増やしてしまって申し訳ない……。
 髪型もノープラン、お任せでやってもらいました。ぐりんぐりん。なんか、横に広がったけど、花冠かぶったらどうにかなるかな?と思ったら、どうにもならなかった(笑)。花冠がなかなか到着しなかったので、いったんはピンを渡されて「自分でかぶって!」と言われたのですが、なんだかんだでヘアサロンの方が付けてくれました。風がすごく強かったから、お願いできてよかった〜。花冠はよく見ると、片方だけ、白いしゅるしゅるっとした花(?)が入っていて、微妙に異なるデザイン。服で日本国旗をイメージしたので、花冠はフィンランド国旗をイメージした白と青で、という注文だったのですが、青(紫?)の花(ヤグルマソウ?)は政党の名前にもなっているフィンランドで人気の花(?)なんだとか。
↓さらに本国のAll Things MOOMINの取材も受けました。これまた自分で貼るのはこっ恥ずかしいですが、いい記事にしていただいて、うれしかったです。
Wonderful Moomin weddings - getting married together with the Moomins in Moominworld - Moomin : Moomin
 ホテル出発は18時30分。部屋に戻って、最後の支度を……というところでトラブル発生。前にブログにもアップした、式でつけるつもりでパールに合わせて買ったピアスが見当たらない! 捨てたのかも!?ということで軽くパニックになり、ホテルの方や他のカップルの方にもご迷惑をお掛けしましたが、気持ちを切り換えて、ムーミンとニョロニョロのピアスをつけることに。しかし、そんなこんなで、ヘアメイクをアレンジし直す暇もなく、集合時間となりました。
 ロビーで、友人たちと合流。いっしょに写真を撮りました。コートの胸にはハクナさんが作ってくださったブローチ!

 コートのベルトは付属の共布のものを外して、ムーミンファブリックで作ったベルトをつけました。また詳しく書きますが、式のとき、友人たちはお揃い(この2色)の巻ものを身につけてくれていました。せっせと縫っていたのは、これです。私たちもチラッとお揃いの仲間入りー!

 参列者は一足先に大きなバスで会場となるムーミンワールドに向かいました。直接、ワールドに向かった現地参列者とともに、園内のレストラン、ママのキッチンで待機です。

 3組のカップルは小さめのバンで会場へ。今回初めて実感したのですが、フィンランドってバンや観光バス、電車の座席が進行方向を向いていない(向かい合わせになっている)ものが多いんですね。うっかり横向きに座っていた相方はあやうく車酔いになりかけ(汗)、いったん降ろしてもらったものの、寒さに震えて車内に戻りました。他のカップルさんにはいろいろご迷惑おかけして申し訳なかったです。

 長くなったので明日(の日付)に分けます。