6月16日(3)、ムーミンウェディング

Too2014-07-13

フィンエアーの[ムーミンウェディングキャンペーン]の様子を綴っています※ 
 幸いにも晴れでしたが、とても風が強くて、寒い日でした。ムーミンワールドは島の一部がテーマパークになっていて、対岸から長い桟橋を渡っていけなければなりません。バンのまま桟橋を渡れるか!?と検討してくれましたが、やはり無理で、歩くことに。我々はコートも着ていたので、ウェディングドレスのおふたりに比べればマシだったものの、桟橋は揺れるし、飛沫が掛かりそうになるし、花冠が飛びそうになるし、なかなかに大変な道のりでした。桟橋を歩くところから撮影が始まると言われていて、カメラが待ち構えているかと思いきや、そんな気配もなく。風の音と、何か不思議な音楽が流れていたのが強く印象に残っています。
 桟橋を渡ると、ポリスマン(の扮装をした人)が出迎えてくれました。関係者入り口からショートカットで、ママのキッチン(レストラン)へ。トーベ100のフラッグなどで飾りつけられた店内で、みんなが待っていてくれました。
 入り口には乾杯用のムーミンスパークリングジュース! 新商品だそうです。シャンメリーみたいなもの(笑)? 味はおなじみのムーミンジュースと違いがいまひとつわからないベリーミックス系(ちなみに新商品のムーミン缶ジュースも同じような味でした)。

 順序の記憶があいまいですが、ムーミンワールド代表のアン・カリンさんからお祝いのスピーチ(日本語訳付き)→ムーミンパパ&ママと記念撮影→乾杯という流れだったかな。
 全員にドリンクが配られて、かんぱーい!

 ムーミンママのバッグ柄バッグの中から〜ムーミンママのバッグ型のアクセサリーケースが〜と、自慢げに披露しているワタシと、ドリンクでベトつく手をらんらんさんからいただいたハンカチで拭く相方(笑)。

 ムーミンパパ&ママと記念撮影。体が冷えていたのですが、パパとママがホカホカと温かかったので、ついつい密着しています。パパとママの手は汗ばんでいました(笑)。

 参列者はひとあし先にムーミンハウス前に移動。ミイ子は友達に預けていたのですが、こんなひとときがあったもよう。

 みんなにかわいがられて、よかったねー!

 それぞれのカップル指定のキャラクターが迎えに来てくれて、私たちもハウス前へ。そうそう、キャラクターのことも改めてご説明を!
 通常のムーミンウェディングではスナフキンとミイ、ムーミンがデフォルト。オプション(追加料金)でパパとママを呼ぶことができます。サービスでフィリフヨンカさんが登場することもあるようです。今回の特典のひとつが「好きなキャラクターを1人だけ指名できる」というもの。当初、トゥーティッキをお願いしていました。他のカップルの方がモランかニョロニョロをリクエストしたようなのですが、モランもニョロニョロも無理(モランはエンマ劇場のステージでは見たことがありますが、ワールド内をうろついてはいません。モランが出てきちゃうと逃げたり、凍ったりしないといけないからややこしいのかも? ニョロニョロも造型やサイズ的に難しそうですよね)とのことで、4月に日本で行われた打ち合わせの席で改めて希望を聞かれました。そのとき、「呼べるのはスニフ、ヘムレンさん、スノーク、スティンキー、フィリフヨンカ、Thingumy or Bob……って誰!?」と言われて、「えっ、トフスランとビフスランですよ! 会ったことないけどいるんですか? 呼べるんですか? でも、orっておかしいですよー。andで呼べるんだったらぜひ!」と、ひとりで大興奮(笑)。もちろんトゥーティッキにも会いたかったのですが、何度か会ったことがあるし、幻のトフビフを見てみたい!という欲求には勝てず。フィンエアーの方が問い合わせをしてくれて、andでふたりとも呼べることになったんです。
 じゃじゃん! ムーミンワールド初登場のトフスランとビフスラン! ……しかし、ビフスランの髪型はどーした!? いいのかそれで!

 先頭のふたりが主役みたい(笑)。

 トフビフに会った瞬間からテンションがおかしなことになりまして、興奮のあまりビフスランのヅラをペチペチ叩いたり、爆笑したトフスランの鼻のパテが取れたり、それ見てまた大笑いしたり、もう大変。ポーチ(バルコニー?)には正面じゃなくて横から登ってね、って言われていたのに、案の定、間違えたり、立ち位置がよくわからなかったりで、あたふた。なんとか3組、ムーミンハウスのポーチに並ぶことができました。うちはトフビフ、他はスノーク、スティンキーにリングピローを預けます(通常はムーミンが預かってくれます)。指輪を盗む小芝居をするスティンキーに目を光らせるのは署長さん、スノークにはリトルミイが付き添って、花嫁のドレスの裾を持つ人(名前、わかりません)の役割をしていました。

 式の司会進行はスナフキン。誓いの言葉をフィンランド語で述べ、スタッフの方が日本語に訳してくれます。ひとりひとり誓っていくので6人分×2カ国語なので、ここで少し時間がかかりました。

 指輪の交換から、誓いのキス(汗)。トフビフは非常に器用に指輪を渡してくれたのですが、1組ごとに交換するのか同時なのかわからなくて少しテンパりました。

 同時でよかったようです。

 スナフキンとミイからお祝いの歌のプレゼント。

 ハウスの横の広場に移動してダンスタイム。ダンスに関しては「パパとママがお手本を見せるから真似して踊ってください」と言われただけ。人前でダンスなんかしたの、初めてですよ! どんどんおかしくなってきて、くるくるまわる〜。ドレスじゃなくて身軽なので、他のカップルより多めにまわっていたようです。しかし、途中で気づいたけど、上半身に関してはドレスより厚着だけど、足に関しては私が圧倒的に薄着だったわ(ストッキングは履いてます。タイツにすればよかった)。そして、あらゆる角度からすごい数のカメラがーーー!

 友達が心を込めて作ってくれた靴の後ろ側はこんな感じ。アニメの設定だとトフスランとビフスランは色違いの靴を片方だけ交換して履いています。ちょっとだけそれをイメージして、2色の革を組み合わせて作ってもらいました!

 続いて、結婚証明書と記念品(ムーミンパパとママのぬいぐるみ)の授与。お手伝いしてくれているのは、日本人ツアー客が来たときだけナーンタリスパホテルで働いているかおりさん。花冠のオーダーのときから大変お世話になりました。

 トフスランとビフスランの鼻の違いにご注目(笑)。

 パパとママの目線がー!

 あとは記念撮影タイムです。まず、3組いっしょに! Chiekoさんカップルの演出がすごい!

 カップルごとに分かれて、橋の上で。

 移動する間もトフビフのふたりは「ひゅばてぃっ ひゅばてぃっ」などと言いながら小刻みに動いています。基本的にはあまり意味のないことを言っているようでしたが、語尾に「てぃっ」とつけているらしく、「ひゅば(good)てぃっ」のほかに「ビューティフルってぃ」とかも言ってくれました。

 ハウス前。皆さんに写真を撮っていただきました。

 ムーミンファミリー独占! なんとも贅沢〜(ウェディングでなくても、開園直後と閉園直前だったらこういう感じの写真が狙えますよ!)

 この後、昨日ご紹介した参列者も含めての記念撮影も。トフビフは最後までスーツケースの中身は見せてくれませんでした。

 ムーミン谷の仲間たちに別れを告げて、ウェディングディナーのレストランへ。移動途中に感想などを聞かれましたが、日本のメディアから取材を受けたのはそのときぐらいでした。どんな記事になるのかドキドキです。
 ディナーのことはまた明日以降に。

 ムーミンウェディングの詳細はhttp://www.nordic.co.jp/guide_theme/wedding/などもご参照ください。フィンツアーさんはムーミンウェディングに関しては「日本で入籍手続を済まされていること」という条件をなくしてくれました。オプションについてもいろいろ相談に乗っていただけると思います。
 これまでにムーミンワールドでウェディングをなさった方のブログ等を拝見すると、閉園後(またはオープンしていない時期)のため、今回のイベントとはまったく雰囲気が異なり、カップルと参列者だけでムーミンワールド貸し切り!&ムーミンたちを独り占め!という贅沢さが味わえるようです。こういうにぎやかなパーティもムーミン谷っぽいですが、少しぐらい天気が悪かったり、ひっそりしてたり、それでも自分たちなりに自由に楽しむ!というのもムーミンらしいと思います。タスマニアンデビルみたいなおばさんの写真見て、「なんじゃこりゃー、ウェディングの夢が破れたーーー!」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)、ヘンテコな生き物もいてこそのムーミン谷! 本人たちはもう、ものすっごく楽しませていただきました。ビフスランの頭と私の満面の笑みを見て、笑顔になっていただければ幸いです♪