お持ち帰りフレンチ「ル・ジャルダン・ゴロワ」in東中野

Too2005-07-16

 用事があって東中野へ。地元の知人から、東中野座商店街にテイクアウトのフランス料理屋さんが出来たという情報が。なんだそれ?というわけで、もちろん直行。
 小心者なもんで、店の写真は撮れなかったが、通りに面してガラスのショーケースがあって、奥のキッチンが見渡せる。並びにある京樽なんかも、そんな造りですが。開店したてとあって、花輪があって、人だかりがしてて、楽しげ。キッチンではフランス人シェフとおぼしき男性が、シューにクリームを詰めている。


 ……またしても、迷う、迷う。キッシュだけで数種類、カスタードの焼き菓子もチェリー、ピーチ、ブルーベリーと数種類、タルト、自家製ピクルス、サラダ類、プリン、パテなどなど。

  • キッシュ・ロレーヌ(写真右手前。この写真は半分に切ったもの)460円

 角切りベーコンとチーズ入り。塩気が強めで、ワインのつまみに最適! 厚みがあるのだが、卵の部分が茶碗蒸し!?というぐらい、なめらかでふわふわで、しつこくない。パイ生地の部分も硬すぎず柔らかすぎず、サクッとしててうまーい。

  • ほうれん草のキッシュ(写真右手前のお皿の奥。この写真は半分に切ったもの)460円

 生まれて初めて作ったお菓子がキッシュ・ロレーヌという名前の、ほうれん草のキッシュだったので、キノコや鴨やトマトにも心惹かれつつ、ほうれん草を選択。こちらはとても上品な薄味。ほうれん草の下に、ブイヨンで煮たタマネギだと思われるものが入っているのだが、なぜかシーフード系の味がする。ほうれん草もたっぷりでうまーい。

  • クスクスサラダ(写真右奥) 100グラム230円

 クスクスはトマト風味。黒オリーブ、ネギ、イカ、ズッキーニなどが入っていて、いっぷう変わった感じ。いつも、クスクスってそんなおいしいもんでもないよなって思うのだが、ほどほどにおいしい。でも、次はラタトゥイユか、別のものも食べたいな。

 タルトかと思っていたら、紙の型に流し込んだカスタードにフルーツを載せて焼いたものだった。もちもちとかなり弾力のあるカスタードは、初めて食べる味。強いて言えば、カヌレの内側みたいな感じ? 甘さ控えめベースと、キイチゴの酸っぱさがよく合う。デザートというより、食事の一部というか軽食というか。朝御飯にもいいかも。

  • マロン・シュー (写真左奥) 320円

 エッフェル生シューという、白いクリームがソフトクリームのように高く盛り上がったシュークリームを食べたかったのだが、無事に持ち帰る自信がなかったので、マロン・シューをチョイス。シューの上に乗った松の実がアクセント♪ マロン・クリームが、生クリームと栗ペーストのミックスなんだろうけど、くどくなく甘すぎず、うまーい。ペロリ。


 いやいや、これはタダモノではありませんな、と思って、ル・ジャルダン・ゴロワを検索。荻窪に本店レストランとお持ち帰りショップがあるらしい。
 営業時間が6:00am〜夜0:00ってのもちょっとすごい。あーあ、近くにあったら、すごーくごひいきにしたのになぁ。残念〜。しかし、東中野でやっていけるのか!? 向かい側には安売り洋服屋さんと、ダイエット食品の代理店だよ。「スリムドカン」とか「まるかん」の旗がはためいているんだよ。パン屋さん(アンテンドゥ)が出店後わずかな期間で撤退して、不動産屋さんになっちゃった町なんだよ。ちょっと心配。
〔合計1850円。カロリーは考えたくない〕