マリメッコとポルヴォー

Too2011-03-01

 今日から3月ですねー。2月は早かったなぁ(笑)。
 さて。この日はヘルシンキで自由に過ごせる最後の1日。ただし、木曜日だったので、残念ながら昨日逃したマーケットホールはお休みでした。ちゃんと予定を組んでおけ!(と、未来の自分にメッセージ)
 気を取り直して、マリメッコファクトリーショップと午後は近郊の旧市街ポルヴォーに行くことにして、7時半に起きました。おはよう、ミック! この日も青い夜明け前の風景を見ることができたようですが、やっぱり初日のイナリの凍った湖ほどのインパクトはなかったのかあまり記憶にない……。

 朝御飯。甘いものを取り入れてみましたが、ウエハースもミニドーナツもフツーでした。

 ゆで卵はやや半熟。トースターで焼いたカレリアパイに乗せるワザを身につけました!

 ヨーグルト&シリアルも。なんだかんだで、けっこう食べてます。

 朝9時半。今回、初地下鉄です。地下鉄は駅に券売機があるので、なんとかチケットは買えたけど、いろいろすっかり忘れてるもんですねー。トラムの1日券は鉄道駅のキオスキで買ったんですが、シングルチケットってどうやって買うんでしたっけー? 券売機が見当たらず、運転手さんから買いました。

 地下鉄ー。

 ポットの人がデザインしたそーです。アンティ・ヌルメスニエミ……どーしても覚えられない!

 地下鉄(途中から地上にあがります)で10駅15分ぐらい? ヘルットニエミ駅下車、徒歩15分ぐらいでマリメッコファクトリーショップ到着(ルートなどはまた後日詳しく)。10時10分、我々としては上出来だ(笑)!

 店内は柄ごとのコーナー、服、生地など、いくつかのパートに分かれていて、ファクトリーアウトレットと正規価格の売り場、カフェ(社食)などを行き来することができます。

 いちばん燃えたのがアウトレットの生地コーナー(笑)。あれよあれよという間に12時に。入店したときは日本人グループがいたのですが、とっくに次の場所に移動したようです。

 うろうろしていたときに親切な受付の人が「トイレはこっちにあるし、コーヒーを飲みたかったらそこのカフェ(社食)に入ってもいいのよ。二階だけはスタッフオンリーだから気をつけて」的なことを言ってくれたので、勇気を出してランチを食べていくことにしました。自分で盛りつけるランチプレート1人分+コーヒー2杯で11.6ユーロ。味は普通だったと思うのですが、肉だと思ったものがレバーだったので、申し訳ないことにあまり口には合いませんでした。サラダ、パン、甘めのオニオンソースはおいしかった。

 まわりには観光客はおろか、たぶん、アジア人も我々だけ。マグかわいいー、布かわいいー、スタッフの服もかわいいーと盛り上がりつつも、けっこうな緊張感でした(笑)。

 ショップと駅の間に郵便局があったので、布を発送してしまうことも考えたのですが、ひとまずホテルに置きに戻りました。
 ポルヴォー行きのバスの時刻表はホテルのフロントの人がプリントアウトしてくれ、かなり本数があることはわかっていたのですが、乗り場を聞いたときに「そこ(鉄道駅)のあたりで乗れる」と言われたのに(エアポートバス近くに乗り場があるのかと)、Kamppiのバスターミナルからしか乗れないことが判明。無駄にHP減らしたぜーと思いながら、再び地下鉄で一駅移動。
 13時前半のバスには乗れるはずが、14時発→15時半着になっちゃいました。ルート的にもなんだか戻っているような気がしないでもないですが、車窓からの風景もきれいでした。トゥーロ湾あたり(たぶん)。

 ポルヴォーのバスターミナル到着。 

 トーベ・ヤンソンも愛したと言われる古い町で、川べりにずらりと赤い建物が並んだ風景で有名。もちろん川はがっつり凍ってました。

 カフェになっている大きな建物。 

 バスターミナル近辺にはマリメッコなどの新しいお店もたくさんありましたが、旧市街にはお土産物屋さんやアンティークショップが並んでいる……はずでしたが、冬は開いているのか開いていないのかわからない店が多かったー。

 ディスプレイがかわいいおもちゃ屋さん。ですが、扱っているのは新しいものばかりでした。

 品揃えの充実したアンティークショップで相方は自分だけショットグラスを購入。店主がちゃんと古いカタログをめくって「これだよ」と教えてくれたのに、すっかり忘れてしまったダメなワタシたち(写真はまた後日〜)。
 もうひとつの見どころ、高台にある大聖堂(焼失して再建したらしい)に向かいました。

 当然、閉まってます。

 17時、月が昇ってきました。イナリにいた頃は半分ぐらいだった月がすっかり丸々と!

 疲れたよーということで、カフェに。ポルヴォーは、国歌に使われている詩を書いたというルーネベリ縁の地(開いていないだろうから行かなかったけど、生家などがあります。あと、やっぱり冬はやっていないけど、おもちゃ博物館などもあります。次は夏に来たいよー!)。本当は旧市街のほうの素敵カフェでルーネベリタルトが食べたかったのですが、ガイドブックに載っていた店は見当たらず。またしても無駄にウロウロした挙げ句、最初に見た川のほとりのカフェバー(死語?)に。

 ホットチョコレート、コーヒー、ケーキ3個で15ユーロ。ベリージャム入りのチーズケーキがおいしかったです。ピンクのココナツが乗ったやつの記憶は遠いけど、どれもそんなに甘くなくておいしかった(疲れてたせいかも)。

 すっかり夜。丸い光はたぶん、月ではなく街灯だと思います。今度はちゃんとバスの時間を考えて動き、18時25分のバスに。

 高速バスだったらしく、19時20分にはヘルシンキに着きました。路線バスと高速バスでは価格が違う気がするんですが、行きに買っておいた「メノパルー」(往復。ワタシに使える数少ないフィンランド語)チケット(現金だったのでレシートがないんですが、ひとり21〜22ユーロだった)で乗せてくれました。
 ストックマン裏あたりの通り。  

 ヘルシンキ最後の夜だったので、ちゃんとしたレストランに行きたかったんですが、買い物もしたい〜。まずはソコスデパートのキッチンコーナーへ。

 ムーミンのクッキーハウス新パッケージ。形は変わらないようだったので、買いませんでしたよー(笑)。

 4年前、ストックマンの上のフロアのお土産コーナーが使いやすかったので、行ってみたのですが、改装したもよう。上はレストランとエステ&ジムみたいになっていて、それらしいコーナーが見当たらず。なんかもう疲れてきたので、今日も部屋食でいいか〜と、地下のデリへ。ストックマンは21時まで営業で、この時点で20時半ぐらい。お惣菜量り売りコーナーのスタッフがすごく親切で、「温めて保温パックに入れてあげる」というので、いろいろ買ってみました。

 その後、魚コーナーですごくおいしそうなサーモン発見! 惣菜コーナーより割高でしたが、予想を裏切らないおいしさでした!

 優柔不断だったので、やたらパックが増えてしまったー。ごめんー。

 左手前のでろっとしたのは野菜入りクレープ、時計まわりにガーリックポテトと魚のハンバーグ、意外においしかったプラムなどのフルーツ、中央がロイムロヒっぽいサーモン、右手前がミートボール。サーモンが5.87ユーロ、そのほか(フルーツ以外)全部合せて10.24ユーロ! 激安〜。

 残念ながらあまり食欲がなかったので、ざっとつまんだ後、ひとりで閉店(22時)30分前のSマートへ。駆け込みの買い物はこんな感じ↓

 明朝、別送で送るものを仕分け。買い集めたペーパーナプキンはほとんどお土産に配る予定。「○○が好きー」てなことを書いておいてくださるといいことあるかもよ(笑)!?

 NORDQVISTのアソートセット。青いパッケージのフレーバーティ4種類20パック入りも5箱買いましたが、もっと簡易パッケージのお得セットを発見。フレーバー紅茶以外にルイボスティや怪しげなグリーンティなども混ざっています。これもランダムに小分けして配布予定〜。

 ちなみに最初の画像はマリメッコで買ってきたもの。黒ウニッコのビニールがアウトレット側で買った布などで、個別包装はしてくれるのかどうか頼まなかったので不明ですが、青ウニッコの紙袋をつけてくれました。紙袋のほうはレギュラー価格のショップのほう。こちらはすごくかわいいお土産ラッピングをしてくれました♪(それ画像もまた今度!)