ククサ育成中

Too2011-04-14

 ラップランドでククサを買ってきました。自分で買ったり作ったりすると幸福が逃げるらしいので、お互いに贈り合う、という形で。確か売り場に日本語の説明もあったと思うんですが、最初は「ブランデーかラムを注いで、自然に思いをはせ、塩味を感じたら儀式の終了」てなことが書いてありました。ほんとは現地でおろしたかったけど、ラムもブランデーもないし。「コスケンコルヴァでいいんじゃないの?」と言いつつ、タイミングを逸して日本に帰ってきました。
 帰宅したら、ラムもブランデーも買い置きがありました(両方、主にお菓子用)。ラムを注いで、一舐め。……しょっぱいー。塩味を感じるなんてミステリアス〜と思いましたが、製造過程に合理的な理由があるようです(笑)。

 そのまま飲むのはわたしにはキツかったので、旅行前に残った牛乳をムーミン型で冷凍しておいたものを投入。

 旅行のとき、自分たち用のメモリアル土産を買っています。トルコとスペインのときは小さな陶器だったんですが、前回のフィンランドでは楡の木のバターナイフを買いました。今回はククサ。

 いい匂い。模様もきれいー。

 Lサイズだと思うのですが、ムーミンマグの半分ぐらいの量しか入らないので、やや不便。でも、口当たりとほのかな木の香りがいい感じなので、毎朝のコーヒー用に使っています。無垢の食器をヘヴィロテで使うのは初めてかも。最初のうちは底から水分がじわっと沁みだしてきて、大丈夫なんだろうか!?と思いましたが、だんだんと落ち着いてきました。が、水以外のものを入れたときは白いコースターやクロスの上には置かないほうがよさそうです。

 ほぼコーヒー専用なので、さっと洗って、バナナホルダーに吊るして乾燥させています。湿気の多い日本では1日干しておいてもしっとりしているので、梅雨の時期はちょっと心配ですね。ホルダーは100円均一で買ったものなんですが、まぁまぁお気に入り。今、バナナの置き場所に困っています(笑)。

 ご覧のとおり、コーヒーの染みがついちゃってます。ボウルに入れた水にしばらくつけておいたら、水が薄いコーヒー色に。染みは少し薄くなったけど、使っているうちにまたついてしまうので、気にしないことにします。
↓月1ぐらいで、油を塗っています。どうやらコーヒーにも油分があるので、あまり乾燥しにくいらしい。最初はクルミの実をガーゼに包んで潰してみたんですが、ボロボロとカスが出て、面倒なことに。クルミオイルは高いし、普通のオリーブオイルや胡麻油は風味が強すぎたので、マイルドタイプの胡麻油を試してみました。ほとんど匂いがなくて、さらっと扱いやすい。しかも、この油、料理につかってもすごくおいしいです(←当たり前)。

↓ククサはピンキリですが、インテリアではなく実用するなら、このあたりがおすすめ。