自家製黒パン

Too2008-11-10

 やっと天然酵母の生種を起こしてみたので、黒パンを作りました! ネットでレシピを見ると、黒砂糖やココアを入れた「黒いパン」がヒットするんですが、目指したのはムーミンベーカリーの「スニフの黒パン」とかドイツのプンパニッケルみたいな、酸味のあるライ麦パン。サワードゥ(酸味のある生種)の作り方も見つけたんですが、もっと温かい時期のほうがよさそうなので、天然酵母で膨らませることにして、モラセスを買ってきました。
↓こういうの。黒蜜かカラメルでも代用できると思いますが、なぜか、「モラセス! 黒パンにはモラセス!」という啓示のようなものがありまして(笑)。たぶん、子どもの頃に読んだ古い料理本に刷り込まれたんだと思います。人生初、モラセス(笑)。きっとジンジャークッキーにも使える。ちょっと舐めてみたら、黒蜜よりは甘さ控えめ。「鉄分豊富」って書いてありましたが、ちょっと鉄っぽい、穀物のような味がします(そんなにおいしいもんではない)。

 基本レシピは、ホームベーカリーの天然酵母パン。強力粉300gのところを、ライ麦粉120+全粒粉180にしました。配合は単に、ライ麦粉が120しか残ってなかっただけです(笑)。バター10g+キビ砂糖大さじ2+水160cc+塩小さじ1。黒砂糖5g+モラセス15gと、水を少し減らしてヨーグルトをプラス。生地コースで4時間、取り出して4つに丸めて、37度に設定したオーブンで1時間発酵。あまり膨らみませんでしたが、200度で15分焼きました。

 焼き立て〜。底(?)がカリカリで、中はしっとり。やはり酸味控えめで、甘味の強いパンに仕上がりました。少し色白ですが、理想とする「スニフの黒パン」にかなり近いと思う♪

 翌日の朝ご飯。温めずにスライスして、クリームチーズをつけて食べました。す、すごいじゃん、買ってきたパンの味がする! 次回は粒々のライ麦を入手して、より本格的な味を目指したいと思います!(が、どこで買えるんだ、粒々のライ麦って!)
 ついでに、先週のパンの記録。

 悲しみの黒ごまおさつパン。市販のおさつパンって甘いので、ナチュラルに仕上げたかったんです。ネットでレシピ見たら、加熱せずにそのままサツマイモを加えれば焼き上げのときに火が通る、って書いてあったんで、材料といっしょに最初から1センチ角ぐらいの生サツマイモを投入。……硬かった。しかも、砕けてる。パン内部に混ぜこまれたイモは柔らかくなるんですが、釜に接している耳の部分のイモが凶器並の硬さ。生イモよりも硬かったので、火が通らなかったのではなく、焦げたのかも。次回は生地だけ作って、自分で成形してみます(←悔しいのでリベンジ予定)。

 ご飯パン。米粉を使うよりご飯を混ぜこむほうがモチモチのパンが手軽にできる!というネット情報に基づき、ご飯を100g投入。ありえないことに強力粉が足りなかったので全粒粉でフォロー。炊きたてご飯に熱湯をかけてふやかしておいたので、ご飯は見事に姿を消してました。焼き立てはいたって普通のパン。冷めると少しモチっとします。あと、風味がかすかにご飯っぽい。

 黒パンと合わせた食事。メインはストウブで煮たスープ。塩豚、キャベツ、ジャガイモ、にんじん、たまねぎ。材料を小さく切るとポトフとは呼ばないのかな? 白ワインを大量に入れたので、コクとほのかな酸味が。

 国産新酒ワイン。勝沼のワイナリーで試飲した味! フレッシュでスッキリしてます。新メンバーのkokoボウルに入れたのはブレンダーでつぶしたマッシュポテト。キタアカリを使ったらねっとりしててうまかったー。小さいほうのkokoボウルに入ってるのは角切りリンゴです。カマンベールとリンゴって合うよね!

 秘蔵のIKEAビール。意外に苦めで薬草っぽい味がします。

 ある日の晩御飯。題して「芋づくし」。塩豚とジャガイモののカリカリ炒め、里芋の唐揚げ(茹でてから皮をむいて、少し硬くてつぶれなかったので、そのまま市販の唐揚げ粉をまぶして炒め揚げ)、さつまいものサラダ(1センチ幅に切ってレンジで加熱、マヨネーズであえただけ)。
↓井筒ワインの新酒、ナイアガラ白。大好きなんですが、近くではあまり見かけません。ネットで買えばいいんだな(ニヤリ)。