フィンランドが出てくる小説

リトルミイ&スナフキンノート→ノル森→そういえば「色彩をなんちゃらのなんちゃら」読んだけど、ブログに書いてなかったなぁ、と思い出しました。本について書くのってちょっと身構えちゃうんですよね、「お仕事」っぽくて(笑)! 『色彩を持たない多崎つく…

雑誌と絵本と漫画本

職業のわりに、あまり雑誌を買いません。逆に、増えすぎないようにセーブしてるっていうのもあります。最近、つい勢いで買った3冊。 オマケにつられてネットで買った「HOUSING」は、うーん、チープなトートを500円で買ったようなものでした。一応、リフォーム…

講談社文庫キャンペーン

今日は遠くで仕事なので、文庫本を持って出かけます。時間がないので、コメントレスは帰ってからのお楽しみにさせてくださいね。 「講談社文庫の100冊」の帯についている応募券を2枚集めて送るともれなくムーミンエコバッグプレゼント実施中! サイトhttp:/…

アリスと1Q84

楽天の「買い回りでポイント10倍!」のときかなんかに予約しておいた『1Q84』。発売日には手元に届いていたものの、読み始めたのは一昨々日で、一昨日読了。計3時間ぐらいで読めました(汗)。わたしはハル○ストでもなんでもなくて、1と2を仕事絡みで読ん…

『ムーミン谷のひみつの言葉』+『芸術新潮』

書いてなかった気がするので、さっくりと。 昨日に引き続き、冨原眞弓先生の著作です。『芸術新潮』も実質「冨原眞弓責任編集」といった体なので、冨原先生スペシャルデイズ、です(笑)。 筑摩書房版ムーミン・コミックスの翻訳も手がけた冨原先生が、ムーミ…

『トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界』

感想を書いたブログがほとんど見当たらないので、先鞭をつけてみます。詳しいデータおよびお買い求め(笑)は↓をどうぞ。 『トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界―ムーミントロールの誕生』冨原眞弓著/青土社刊/税込3990円 原画展で「こんなの出たんだー」と知…

ムーミン新刊ほか

まだ「新刊」かな。遅ればせながら『ムーミンのともだち』と『ムーミン谷のひみつ』を買いました。どっちも楽天ブックスは品切れですね!ムーミン谷のひみつ (ちくま文庫)作者: 冨原眞弓出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/08/06メディア: 文庫購入: 4人…

『ウール100%』

NHK衛星でやってた岸田今日子さんの最後の映画出演作を見ました。かーわーいーいー。吉行和子さんと姉妹の役です。解釈はいろいろ(?)できそうですが、行き過ぎないポップさ、ドールハウスやアニメを使った演出のさじ加減がちょうどよかった。岸田さん…

最近買った本

かぶってるのは表紙の色みだけ(笑)。つい装丁者の名前を見たけど、違ってみました。所属や経歴をチェックするほどはマニアではありません。 最近、本は楽天ブックスで買ってます。ポイントをひとまとめにしておきたいので。CDはなんとなくHMVネットショ…

2007年1月の読書

とりいそぎ、メモ。

『ゴー! ゴー! フィンランド』

1月発売ですが、最近、ネットで見つけて買いました。サブタイトルは「北欧フィンランド*買い付け旅ガイド」。ガイドブック的な実用性もありつつ、写真がいっぱいで雑貨カタログとして見てるだけでも楽しい。ムーミンに関しては見事なほど、スルーです。 し…

『沖で待つ』

久しぶりに芥川賞受賞作というメジャーな本を、発売と同時に買って、読みました。日本人作家の文学作品を読むこと自体が久々。長さも内容もヘヴィなものではないのですが、ニヤニヤくすくす笑って、最後に泣きました。あまりにも自分の体験したことと似てい…

新訳『星の王子さま』

新訳の出版が相次いでいる『星の王子さま』。ムーミンが好きだというと、「星の王子さまとかも好き?」と言われがちな作品ですが、実はまったくもってピンときていませんでした。手元には昭和28年第一刷の内藤濯訳、岩波少年文庫(昭和45年第31刷!)があっ…

『フェアプレイ』

トーベ・ヤンソン・コレクション7。再読したなかで、もっとも驚いた1冊。あまりにも現実と重なる部分が多くて。ときおり、声をたてて笑いながら読みました。ヨンナ(トゥーリッキと重なる)がマリ(トーヴェと重なる)の母と仲がよくなかった本当の理由を…

『軽い手荷物の旅』

トーベ・ヤンソン・コレクション1。1巻目に持ってくるだけのことはある、粒ぞろいの短編集。表題作と『植物園』が特に好き。フリベリさんの胡瓜畑。

『石の原野』コレクション4+『ムーミンパパ海へ行く』

期せずして、パパのわがまま二連発。トーベの描くパパ像=迷惑な人、という印象だったのですが、よーく考えると、ひとりの人間が“パパ”という役割を演じようとすること自体に問題があるような気がしてきました。パパにせよ、ママにせよ。パパだから家族を守…

『誠実な詐欺師』トーベ・ヤンソン・コレクション2

立場も年齢も考え方も生き方も違う、ふたりの女性(と弟+村の人々)の物語。軽やかなのに濃密で、恐ろしくもあり可愛らしくもあり。とてもヤンソンさんらしい作品のような気がします。

『人形の家』トーベ・ヤンソン・コレクション5

短篇集。表題作『人形の家』は、精巧なミニチュアの家づくりにとりつかれていく主人公の息づまるような緻密な描写が秀逸。緊張が最大限に高まったところで、思いがけないオチがつくあたりもお気に入り。こうして読み返してみると、『大いなる旅』と『人形の…

『聴く女』トーベ・ヤンソン・コレクション8

書かれた年代順に読もうかと。ポストムーミン第一作として発表された短篇集。実験的な作品もふくめ、テイストの異なる18作が収録されている。シニカルなユーモアと、ときどき、悪意のようなものがかいま見えるのがおもしろい。

『太陽の街』トーベ・ヤンソン・コレクション6

再読キャンペーン中。老人たちの造形と、60〜70年代の若者の描写、その対比が巧み。もう少し年をとったら、また読み返そうっと。

『トーベ・ヤンソン短篇集』(ちくま文庫)

「トーベ・ヤンソン コレクション」からセレクトしたアンソロジー。もちろん、すでに読んだことがある作品ばかりなのですが、鮮明に覚えているものとそうでないものがあって、楽しめました。このなかでは『植物園』『軽い手荷物の旅』が好き。 帯についてい…